嘆きの爆発マッコリ。。。続韓国訪問記
2日目はソウル観光。
朝食はホテルのバイキング。
当初の予定ではクラブ・ラウンジだったのに、直前に変更でした。
ちょっと残念。
でも、ロッテのバイキングはかなりハイレベルでした。
規模も半端じゃないです。
とにかく広い。
La Seine だからメインはフレンチなんでしょうが、イングリッシュ、チャイニーズ、コリアンなんでも有り。
ジャパニーズだけはなぜか別のレストランですが。
2日目の朝は写真を撮らなかったんで、3日目のをアップしておきます。
お粥と点心。
中韓でまとめてみました。
お昼はソウルタワー。
レストランもタワーの上です。
高所恐怖症の自分には辛かったです。
窓際には近づけない。
なのに、テーブルは窓際。
同行者にブラインドを下ろしてもらって、やっと座れました。
ここもバイキング。
メインは鉄鍋なので、店員さんが出してくれるのですが、サイドは自分で好きに選んでください、という趣向です。
メインはアナゴの蒲焼、プルコギ、カルビ、鱈の煮込み。
自分はこれに、前菜的な盛合せ、冷麺ならぬ素麺、それにビビンバを付けました。
お酒は無し。
午後は景福宮へ。
広いです。
曲線を多用した瓦屋根はエキゾチックですね。
夜はホテルには戻らず、漢江を渡って、伝統舞踊を見ながらお食事ができるお店に案内してもらいました。
Suranというお店。
入口に大きな水槽がいくつも有ったので、魚料理が得意のようでした。
コース料理で品数がやたら多く、しかも献立書が無かったので、正確な料理名・食材名は不明です。
前菜はクレープ包み、ピクルス、サラダ。
クレープに包む中身がいろいろ有ったのですが、正体不明。
次は刺身。
見たところ、鯛みたいでした。
朝鮮人参のサラダを挟んで、焼き魚。
細めの鱈のようでした。
少し干してありますかね。
醤油に薬味を混ぜ込んだタレで食べます。
このタレは好評で、隣に座っていた人(初日にワインを呑んだ人)は、他の料理にも使ってました。
それからチヂミに似た揚げ物。
魚の練り物をチヂミ風に仕立てたもののようです。
たぶん。
これは美味しかったです。
また食べたい。
日本でも出してくれるお店有ると良いですけど。
んで、帆立のピザ風。
これはかなり辛かった。
ピザだからトマトの赤さかと思ったら、違いました。
さすが韓国です。(^_^;)
お約束のカルビが出て、鮑。
カルビは初日の夜、2日めの昼に続いて3度目ですが、どこも硬くて、日本のカルビには及ばないですね。
もっと美味しいところも有るんでしょうが。
鮑は柔らかくてけっこうイケました。
味付けも薄くて、鮑の旨味を損なわない処理をしています。
最後は雑煮です。
餅は形が面白い。
ソーセージみたいな形状のものをスライスして作るようですね。
これもトッポキなんでしょうか?
餅自体美味しい思いました。
良いお米で作ってるんでしょう。
それとスープも鶏白湯風で、日本の雑煮のイメージとは違うけど、それはそれで良い味でした。
いろいろ食べましたが、全体に塩加減が少し薄めで食べやすかったです。
唐辛子の辛さもピザ仕立ての一品だけで、辛さに強くないん自分には有り難かったです。
素材の味をしっかり楽しむことができました。
デザートは完熟の柿?
です、たぶん。
それと甘いお茶。
アフターは、お酒じゃなく、ショッピング。
ロッテ百貨店の免税店に行ったところ、遅い時間なのに、ものすごい人出。
ブランド物、化粧品類は充実していますが、いわゆるお土産を扱っているスペースは狭くて、品数も寂しい。
そこで、通訳嬢と明洞へ。
ここもすごい人出。
食べ物の屋台に目を惹かれました。
時間の余裕が有れば、1つ2つ食べてみたかったんですが、お土産購入優先で諦めました。
そのお土産ですが、意外と見つからないものですね。
だんだん焦ってきました。
そこで嬢の提案で、ソウル駅近くのスーパー(ロッテ・マート)に行くことにしました。
タクシーで数分の距離です。
大きなスーパーです。
クルマで来る客が多いのか、巨大なカートにどっさり商品を積んでる人が目立ちました。
品数豊富。
韓国の人が普段食べてるお菓子とお茶を購入。
自分用に缶入りのマッコリとプラボトルの焼酎を数本。
あっと言う間に用が済みました。
ロッテマート、お奨めです。
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一気に3日目まで書いちゃいましょう。
朝食は上に書いた通り。
お昼は招待してくれた提携先の社食。
食堂で作ったものをホールに運んできて、やっぱりバイキング。
でも大事なお客さんということで、若い人たちが適当に見繕って運んで来てくれました。
この夜は、Farewell Dinner。
クライマックスです。
しか~し。
自分は日本での仕事の都合上、その直前でオイトマです。
相手の社長が聞いてなくて、「え!出ないの?」と驚いてました。
ゴメンなさい。
後で出席した人に教えてもらったら、いろいろな趣向も有り、かなり豪勢だったようです。
残念。
他の人達と別れ、通訳嬢等と空港に向かいました。
経理課の方がミニバンを運転して送ってくれました。
その運転がヒドイ。
高速で前方に渋滞が発生しているのに気付くのが遅れ、あわや突っ込みそうになりました。
見る見る視界に迫る前方のクルマ。
思わず「気を付けろ!」と日本語で叫んでしまいました。
運転手を叱責したわけではなく、同乗者たちに突っ込むから身構えろという意味です。
急ハンドルで隣のレーンに回避して、難を逃れましたが、隣のレーンにクルマがいたら、と思うとゾッとしました。
災難はまだ有りました。
空港に着き、荷物を預け、ラウンジでくつろいでいると、グランドホステスが声をかけてきました。
「マッコリ入れましたか?」
「??」
よくわかりません。
「マッコリ入れちゃいけないんですか?」
すると、相手は「そうじゃない」というように首を振る。
買い物に出ていた通訳が戻って事情を聞くと、自分のスーツケースの中でマッコリが爆発して、漏れ出しているということでした。
「爆発!?」
急いでカウンターに行くと、普通は入れない、カウンターの奥の方に案内され、スーツケースを渡されました。
強烈なマッコリ臭です。
空けてみると、ダダ漏れ。
調べたら、爆発に非ず。
スーツケースの内側の出っ張りがアルミ缶を引き裂いて、そこから漏れ出してました。
ボトルは要注意だからと缶にしたのがアダになりました。
皆さん、アルミ缶は危険です。
気をつけましょう。
意気消沈して帰国便に搭乗。
最後のお食事は牛肉の串焼きを選びました。
普通の洋食ですね。
でもコチュジャンが添えてありました。w
韓国の人はそれで洋食も韓国風にして食べるんでしょうね。
3日間の韓国滞在で、すっかり韓国ファンになりました。
韓国の人たちのHospitalityには感心しました。
自分が迎える側になったら、ここまでできないなあ、と思いました。
素直に感謝です。
再訪問は簡単にはできないと思いますが、また行ってみたいです。
しばらくは新大久保で我慢です。
この記事へのコメント
読んでいて焼肉屋さんがなかったことに気づきましたが、韓国のお肉は美味しくないから別に行かなくても好いんですけど
今度行かれる時は参鶏湯とか古式豊かな韓国料理屋さんとか、明洞のテールスープ屋さんとかもチェックされると面白いですよ。
いや、実際慌ただしかったですよ。
拉致されて、あちこち連れ回された気分です。w
でも、おかげでたったの3日間なのに、いろいろ見聞できて、有り難いことです。
古式豊かな韓国料理ですか。
良いですね。
次は、そば屋巡りのように、事前にお店を下調べしてから行こうと思います。w