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武蔵野そば+

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武蔵野そば+
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昼そば、昼酒、昼うどん
昼とんかつに昼カレー
お寿司にラーメン、イタリアン
鰻も中華もフレンチも
昼メシ全部レポします。

ブログ名をちょこっと変えました。(^_^)
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山菜三昧 ともん@入間市春日町

2019/03/25 22:52
山の幸、川の幸を求めて、季節ごとに訪問している“ともん”さん。
緑の山菜天ぷらを食べに行ってきました。

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クルマなので、かじか酒も鮎酒も無し。
普通に定食をいただきました。
いつもの連れ(IT)が天ぷら定食、自分が“ともん定食”。

ともん定食は、店名を冠しているだけあって、お店の魅力を凝縮した代表的メニュー。
三段重ねの魚と野草の盛合せと山菜精進揚げ、小魚の甘露煮、けんちん汁、お新香とご飯。
三段重ねはいつも写真を撮る前に女将さんが展開してしてしまうので、ちょっとガッカリです。
料理の説明もマシンガンなので、「へえ、はあ、すごーい」で頭に何も残りません。
でもね、毎年来てますからね、同じ時季に。
だいたいわかるようになりました。

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天ぷら定食の方のネタは、

ノビル
セリ巻き
ヨモギ
クレソン
イタドリ
菜花
ニワトコ
スイバ
山人参
蕗の薹

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動物系もちょっとあって、

川海老
海老
ウグイ orオイカワ
この日はどっちかな?
料理しちゃうとわかりにくいです。

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けんちん汁にも根菜を含めて野菜がいっぱい。

ヘルシーこの上無し。

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ともん定食の方の天婦ぷらネタは、

蕗の薹
ヨモギ
スイバ
クレソン
菜花
ニワトコ
銀庵
ウドの何ちゃら

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三段重ね一段目は

つくしの三杯酢
ノビル
自家製きゃらぶき
赤カブ
山ウドきんぴら

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二段目は

山山葵の三杯酢
同じく醤油漬け
野生の辛子菜
ふき味噌
ふき煮つけ

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三段目は

ウグイやオイカワの甘露煮。
この日は……う〜ん。

こういうジャンルとしては近隣にライバル無き孤高の存在。
今回はジュニアがいろいろ接客してくれました。
多数の著作を発表しておられる店主殿に負けじと、初めての著作を近くパブリッシュされるそうで、テンション高め。w

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親子三人で切り盛りされているお店のルーティーン(今まで自分には謎でした)について語ってくれました。
天然食材を調達するのは、地元埼玉の他に、主に新潟。
関越で行かれんでしょね。
それは推測できたことですが、驚いたのは、現地に泊らずに、毎日帰ってきて、収穫したものを届け、また出かけるとのこと。
天然物は脚が速いので、そうしないと使えないんだそうです。
はああ。
頭が下がります。
ジュニアが幼い頃は、店主ご夫妻が二人だけでその過酷な食材調達を維持してこられたとのこと。
それと並行して、店主殿は多数の著作を発表されているんですよね。
心から尊敬申し上げます。

山菜天、美味しかったですよ。
今後は家庭の事情で入間方面に行く機会が増えるので、今まで以上に訪問の機会は多くなりそうです。
鮎の盛期とか楽しみ。
ご馳走様でした。
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英国のデジャビュの如き滞在記

2019/03/23 01:56
イギリスに行ってきました。
ブレグジットを巡り、歴史的な大混乱に陥っているイギリスですが、グルメ・ブログですから、基本的にお食事のことしか書きません。

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泊ったのは常宿のメリア。
ちょっと前に話題になったハノイのメリアは高級ホテルらしいですが、自分が利用しているのは中級。
身の丈に合ったホテルです。

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朝食は日本のビジネス・ホテルと同じビュッフェ・スタイル。
イギリスの中級ホテルでは、ベースがコンチネンタル・ブレックファストで、イングリッシュにしたけりゃ追加料金を払いなさいというところがけっこうありますが、ここはそういうことはありません。

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初日は純イングリッシュで。

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次はコールド・ミールで。

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野菜と果物も。

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オリエンタルなものも申し訳程度にあります。

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シリアルもたまには。

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でも、スペイン系のメリアでは、何と言っても、スパニッシュ・オムレツがお奨め。

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          今回唯一のランチをつつきに来た鳩


ランチは、到着翌日を例外として、パスしました。
1度だけ仕事上の仲間と付き合ったのですが、お互い昼はお茶だけで済ませているということがわかって、カフェで小一時間うだうだしただけで終了。

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夜は例によって、中華街、フィッシュ&チップス、インド料理、伝統的イングリッシュの4パターン。
今回はジャパニーズのお店には行きませんでした。

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中華街では、ネット画像で Four Seasons というお店に狙いを定めて行ってみたのですが、中華街の数多いレストランでもトップクラスの人気店で、外待ちが多数。
「お宅が最後尾なの?」
と、イギリス人ぽい若いのに尋ねたところ、
「そうだよ、でも僕たちは予約してるけどね」
という答えだったので、こいつはダメだと断念。
20年以上前に、今回は日本でお留守番のいつもの連れ(IT)といっしょに入った焼豚専門店、金満楼(英語名:Lotus Garden)に入りました。

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目的はライスの上にチャーシューを乗っけたライス。
チャーシューに注力してるお店がよくやってるメニューです。
Four Seasons もこれが食べたくて行先に選んだのでした。
チャーシューは1種類から3種類まで、選択可能。
自分はロースト鴨とパリパリの皮付きポークを選びました。

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肉だけじゃななあと、野菜物も。
Kai Lan という菜の花の若芽みたいなのを炒めたものです。
これはインパクトがあったらしく、斜め前で独り食事をしてたアラフォー・キャリア風の女性が、
「あたしにも同じのを頂戴」と言ったかどうかわかりませんが、店員にこちらを指して頼んでました。

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ビールのために春巻きも追加。
甘酸っぱいタレが添えてありましたが、醤油と辛子の方がやっぱり良いなあ。

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ビールですが、1本目はタイガーにしました。

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青島の方が自分好みとわかり、2本目は青島に。

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フィッシュ&チップスは昨年の9月にボヤ騒動で、途中で追い出されたお店ノース・シー・フィッシュでリベンジ。
ここは30年前から通ってるので、リベンジじゃなくても毎回行ってますが。
フィッシュのスタンダード、コッドをジャンボサイズで頼みました。

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しかし、以前のような満足感は得られず。
職人の腕が落ちたのか、自分の舌が肥えたのか。
魚の揚げ物は衣で蒸して、身を引き締めるはずなのに、そうなってないような気がしました。
昔は労働者が新聞で包んだのを歩きながら食べたらしいですが、そんなこと不可能じゃないかと思われる身の締まり具合でした。
そろそろ見切りをつけるかな。

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応対した女の子に、
「去年の9月1日に何が起きたか憶えてる?」
と、話しかけてみたところ、
「No」
「火事だよ、上の階で」
「知らない」
ちょうど奥から別の娘が出てきたので、その子に、
「去年、火事があったって?」
と、話を振ってました。
そっちは当日出ていたのか、憶えてて、
「そうよ、知らないの?」
みたいな感じで、あれこれ説明してました。
武蔵野そば名物、余談でした。

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インド料理は Punjab。
ネットで「ロンドン、インド料理」で画像検索していて、「これ良いなあ」と思ったら、自分の旧記事の画像でした。

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今回はラム・チョップ・マサラにしました。
ビールは絶対コブラ。
これ日本では見かけませんね。
フルーティーで美味しいビールなんですけどね。

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前菜に手羽を頼みました。
手羽元です。
これぞインディアンという真っ赤な手羽でした。
手羽元ですから、適度に肉が付いていて、辛味も適度。
コブラとの相性がすごく良い。

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カレーも期待以上。
何しろラム・チョップが4本も入ってて、肉が主でカレーは従。
具の多さは大事です。
こんなの日本じゃなかなか食べられません。
向かいのテーブルの客が頼んでいたタンドリは鉄のステーキ皿に乗って、ジュウジュウ言いながら出てきました。
隣のテーブルでは何やらフランベの炎が立ち上ってました。
カレー屋じゃなくて、インド料理屋なんですねえ。

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イングリッシュは前回初登場の Windmill を再訪。
前回はサンデーローストが目的でしたが、今回はお店の本領のパイが目的。
こちらはパブ兼レストランみたいなお店で、純粋なレストランではありませんが、専門のイギリス料理店がもはや絶滅危惧種になっているので、貴重な存在です。
前回の経験で感じたことですけど、チェーンのパブと違って、どこかで作った料理をチンして出してる(個人の勝手な推測ですw)のではない、手作りのお店です。

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うれしかったのは、ドリンクを頼んだ際に、試飲をさせてくれたこと。
初めてです、パブ(的なお店)で試飲をさせてもらったのは。
味見したのはカムデン・エールという銘柄。
味自体よりもそのことで美味しく有り難くいただけました。

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パイはいかにも手作りで、不整形。
そして、中身の具材は大きめ。
キドニー・パイ(Stake & Kidony Pie)を頼んだのですが、キドニーの味がしっかりとわかる大きなカットでした。
Best Ever なキドニーパイでした。

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珍しくアフタヌーンティーもやりました。
そもそも有閑マダムの風習だったんでしょうから、男一人でやる人はあまりいないんじゃないかな。
しかし、まあネタとしてね、やってみました。
お店はフォートナム&メイスンのセント・パンクラス店。
スコーンにジャムが2種類とクロテッドクリームが添えられていて、そのうちのレモンジャム(curd)がすごく美味しかったです。
帰りに自分の分とソフィアへのお土産の2瓶を買い求めました。

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帰りのヒースローではいつものようにオイスターを。
今回はKumamoto産の牡蠣がメニューにあったので、頼んでみましたが、ずいぶんちっちゃい牡蠣でした。
熊本でこんな牡蠣を出すお店あるかなあ?
熊本じゃないけど、佳蕎庵の牡蠣を見せてあげたいな。

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ここから先はスルーしてくださって、けっこうです。
自分としてはあまりやらない「ディスり」になります。

ぎりぎりになって決まったイギリス行きで、いつも利用するANAのリーズナブルな航空券が手に入らず、不本意ながら、JALを利用しました。
30年前に初めて海外渡航に利用して以来、相性の良くない航空会社なので、テンション下がり気味で搭乗しましたが、いろいろな点で予想通りの結果でした。

@まず、往路の座席のテーブル。
右に傾いてるんですよ。
食べにくいことおびただしい。
トレイを置く時に右下に折りたたんだクロスを布いて凌ぎました。
エコノミークラスとは言え、日常的な支出と比べれば、それなりの価格なんだけどねえ。

Aそれから、これはJALの責任じゃないかもしれないけど、往路ではトイレで喫煙した乗客がいて、機内禁煙のアナウンスをしていました。
出発時にしているのにね。
客層が悪い?

B帰路では、トイレから出たら、すぐ前の通路で若い男性(外見的にはJapanese)が倒れていて、CA嬢2人が介抱しながら、「意識はあります」というのが聞こえてきました。
当事者にはお気の毒で、同情を禁じ得ませんが、快適な空の旅にはマイナスと言わざるをえない光景です。
ヒースロー離陸時に、「体調の悪いお客様がいらして、搭乗をご遠慮願ったため、離陸が予定より遅れましたことをお詫びします」みたいなことを聞かされていただけに(これって、搭乗手続きが遅れた客がいたから、離陸できなかったということを婉曲に表現する符丁の類?)、あれまたかあ、とつい思ってしまいました。
こういうことはすべて相性で片付けられることなのかどうか。
自分でも割り切れない気持ちです。
我ながら、すっきりしない締め括りになりました。
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日本五大銘飯 二葉@小川町大塚

2019/03/18 22:15
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二日目は往路と同じルートを意図的に避け、脇道を通って、東秩父村に移動。
まずは彩の国ふれあい牧場に行きました。
県営の秩父高原牧場に併設されている観光施設です。

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秩父側からのルートはお世辞にも良いとは言えず、すれ違い不可能な狭い山道をかなり長い時間走らないと辿り着けません。
『ポツンと一軒家』みたいだなあとこぼしながら運転しました。

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            コートの裾を食む“ユリ”ちゃんw


ふれあったのはヤギさん。
出入り自由のヤギの放牧場に入って行ったら、すぐに2頭が近づいてきました。
餌が欲しいのかな?と思いましたが、そうではなく、こちらの太ももに頭をこすりつけ始めました。
どうも頭が痒かったらしいです。
まあ、それもふれあいではありますね。

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牧場ですから、ソフトクリームぐらい売ってるだろうと期待したのですが、牛乳の自販機があるだけだったので、唖然。
仕方なく、牛乳を買って飲みました。
(上の画像は自販機ではなく、県内で生産されている牛乳のサンプル)

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ヤギとのふれあいの次は、里に下りて、東秩父村和紙の里に寄りました。
ジャンル的には道の駅。

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でも、その実態は道の駅の概念を打ち破るような大規模観光施設です。
東秩父村とお隣の小川町は細川紙という和紙生産の伝統を今に伝えて、国の重要文化財に指定され、5年前には日本の他の地方の和紙生産とともに、ユネスコの重要文化遺産にも登録されています。
そういうわけで、郷土の誇りとして、あるいは数少ない観光資源として、官民挙げて力を入れてるわけですね。
施設の威容がそのことを雄弁に物語っています。

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一見の価値ありです。
残念なのは、大き過ぎて、全容がカメラに収まり切らないことかな。w

お食事はお隣の小川町へ。
以前から何度も通過しながら、一度はお店の前まで行きながら、年末年始の休業で空振りに終わった二葉というお店を目指しました。

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            現在使ってないらしい旧館


二葉さんはジャンル的には割烹料亭。
小川町を代表する老舗です。
山岡鉄舟ゆかりの宿で、鉄舟の書を展示した部屋があります。
江戸時代から続いている正真正銘の老舗ですね。
旧本館は昭和初期の木造建築で、重要文化財指定を受けているようです。
でも、二葉に行ったのはそういうことに惹かれたからではありません。
ここでしか食べられない“忠七めし”を食べたかったからです。
誰が言ったか、日本五大銘飯というのがあって、その一つが忠七飯。
埼玉県民でも知らない人が多いんじゃないかと思います。
鉄舟はこれを愛したそうです。
展示室に展示されている書の下の方には忠七飯が拙い筆致で描かれています。
(撮影禁止

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忠七飯単品の設定は無く、花籠御前という忠七飯付きのお昼のセットを頼みました。
さすがに老舗だけあって、刺身も花籠に盛られた煮物や焼き物もけっして侮れない重厚な味わいでした。
期待以上。

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肝心の忠七飯ですが、う〜ん、美味しいものがあまりなかった時代のご馳走だったんでしょう。
もみ海苔の乗ったお茶漬けみたいなものですね。
お茶じゃなくて、極薄味の上品なお出汁をかけて食べるので、〆には良いと思います。
単品が無い理由がわかる気がしました。

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お食事の後は庭園を散策。
変わった石があるのが見どころ。
うさぎ好きのITはうさぎ石というのをいろいろな角度からカメラに収めていました。

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これで旅程はすべて終了。
1泊2日の小旅行ながら、けっこう盛沢山な旅になりました。
良いリフレッシュになりました。
お仕舞い。


*銘板には“割烹旅館”とありますが、現在、宿泊はやってないそうです。(念のため)
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 25 / トラックバック 0 / コメント 4


記憶に残る居心地良い宿 宮本家@小鹿野町長留

2019/03/09 20:30
降りしきる雨の中、次に向かったのは、道の駅皆野。
お土産を仕入れました。
猪肉がありましたが、量の割に良いお値段で、ちょっと手が出ませんでした。
ともあれ、これで長瀞に次ぐ2町めの制覇です。w

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次はいよいよ秩父市内です。
まずは、秩父錦と双璧とされる秩父の銘酒、武甲政宗の蔵元へ。
ここの店舗は国の文化財に登録された貴重な建物。
立派な観光資源です。
もちろん見るだけじゃなくて、お酒も3本買いました。

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その次は羊山公園。
芝桜で有名ですが、今の季節は人出は疎ら。
西武鉄道の観光パンフレットを参考に、武甲山資料館を訪れ、その後相合傘で、ちょっと散歩しました。
資料館の西側に聳える「忠霊塔」は甚だ荘厳。
由来を知らずとも、思わず掌を合わせたくなる力を感じました。

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羊山の麓に位置する秩父銘仙館も worth visiting。
近代日本の主要産業であった養蚕業の歴史の重みとその技術を後世に伝えんとする真摯な営みに、思わず知らず、襟を正してしまいました。
フランク・ライトの設計になる建築も見もの。
観光施設としての体制もそれなりで、銘仙の着物を身に付けて記念撮影も可。
お奨めです。

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宿泊したのは小鹿野町の宮本家。
(3町め制覇)
ここは旅館の他に大規模な温泉施設を併設していて、一大観光拠点をなしています。
西武園線で生まれ育った自分は、子供の頃から、秩父のいろいろな旅館やホテルを利用してきましたが、こちらは別格的に魅力のある宿だと感じました。

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公称は“二百年の農家屋敷”。
当主は元幕内力士の剣武さん。
初土俵は白鳳関と同期で、自分が後援会に入ってる北勝富士関の大学の先輩でもあるそうです。
レセプションで浴衣を貸してくれるのですが、それが力士浴衣。
自分はせっかくなので白鳳関のを借りました。
レセプションでは自家製ホット梅ジュースのサービスも。

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建物は、築二百年というわけではなく、古民家風の近代建築。
これがすごく豪勢。
建て替えたのは先代ながら、元力士の現当主のサイズに合わせたかのようなゆとりの設計。
調度も素晴らしい。
お金がかかってるのは一目瞭然。
それでいて、成金的な趣味の悪さは感じません。
落ち着ける佇まいです。

プラスして、当主の元剣武さんの接客がまた良い。
割と能弁な方ですが、物腰が柔らかいからかな、話していて心地良い。
スタッフさん達も押し並べて練度が高いと感じました。
たぶん、相撲界の頂点に立つ人やその谷町筋を迎えるのに慣れてるからでしょうね。
秩父ということで西武グループのお偉いさんもたびたび利用してるそうですし、

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自分達は離れ的な位置付けの別邸に泊りました。
けっこう大きな建物ですが、客室は3間。
それぞれ独立性の高い配置になっています。
中心にあるのは囲炉裏の間。
自分達が泊ったのは、その囲炉裏の間に接続する“当主の間”。
玄関から入って、囲炉裏の間があり、それに隣接して控えの間があり、その奥に主寝室が配置されているという贅沢な設計。
たぶん、白鳳関が来た時に泊る部屋だと思います。
ちなみに他の2つの客間は玄関に上がらずに、靴のまま歩く廊下でつながってます。

お風呂もここならでは。
秩父は湯量豊富な源泉が無いのが泣き所ですが、そんなことを忘れさせてくれる良い湯があるんです。
基本、貸し切り。
予約の必要無し。

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一つは庭園に面したまあ普通のお風呂。
でも貸し切りですからね。
ITと泳ぎました。w

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もう一つは大釜風呂。
これは一応シャワーもありますが、体を洗うためではなく、温まるためのお風呂のようです。
大きいので、二人でも楽々。
お相撲さんだと1人用かな?

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そしてうれしいのが、部屋風呂。
日本一の修善寺の某旅館の貸し切り風呂とよく似た大きな陶器風呂でした。
風呂に関しては、もう言うこと無しです。

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これに加えて、歩いて2分程の温泉施設も利用可。
本家の“入浴パス”でフリーパス。
そちらにある“土俵露天風呂”の写真を撮りたいと思って行ってみたのですが、生憎と女性が入っていて断念。

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食事の前には食前酒。
ここで当主の元剣武さんと交流です。
場所は蔵を改造して設えた“蔵bar”。
1階がbarで、1階が剣武記念館みたいになっています。
1階で自慢の果実酒を賞味して、お2階へどうぞという流れです。
果実酒は1杯だけというケチ臭いことはなく、いろいろ呑ませてもらえます。
変わったものも多いので、当主の奨めるままに、「じゃあ、それも」となりますが、35度のストレートですから気を付けないと、食事の前に酔っぱらってしまいます。

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食事は別邸に戻って囲炉裏端で。
寒い季節は有り難い。
囲炉裏は単なる飾りではなく、ちゃんと焼き物はそこで焼いてくれます。
岩魚の串焼きとか。

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料理もお相撲さん標準ですから、量はちと多いです。
小食の人は食べ切れないかも。
基本は秩父地方的な食材を使った農産物主体の料理ですが、当主の相撲部屋経験に由来するらしいものもちらほら。
野菜の美味しさを楽しむ料理だと思います。

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翌朝は早起きして散歩をしました。
雨上がりの快晴で、青空と小鹿野を囲む白い山並と雲海が素晴らしいコントラストをなしていました。

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朝食は控えの間で。
これも盛りだくさん。
中には明太子みたいな秩父にこだわらないものも。
ご飯をいっぱい食べられるようなおかずをという相撲部屋の食事に通じる組み立てでしょうね。
どれも質的には良いので、提供側の思惑通りにご飯が進みます。ww

チェックアウトして暖簾を潜って出る時に、ちょうど自家農園の作業に向かう当主殿といっしょになりました。
ジャガイモの植え付けの時季なんだそうです。
種芋は何と300キロ。
それで宿で出す1年分の芋が穫れるんだとか。
すごいですね。
クルマで宿の駐車場を出た時に、近所の人と立ち話をしている当主の姿が見えました。
のどかですな。
そんな日常的な光景にも癒し効果有り。
嗚呼、ここに来て良かったとしみじみ思ったのでありました。

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お奨めです。
皆さんもぜひ。
特にお相撲好きさんは行って絶対後悔しないと思いますよ。
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釜伏在来十割そば 大さわ@長瀞町岩田

2019/03/07 21:30
秩父に行ってきました。
秩父には2つの意味があって、狭義では秩父市、広義では秩父市とその周辺の横瀬、皆野、長瀞、小鹿野、東秩父の4町1村を加えた秩父地方を指します。
今回は1泊の小旅行ながら、横瀬を除く広義の秩父の1市3町1村を巡ってきました。

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関越を花園ICで降りて、国道140号を西進するルートを行くと、岩畳とライン下りで有名な長瀞町が秩父路の表玄関になります。
1日目は大雨。
屋外の観光は無理でした。
予定を変更して、岩畳の散策はパス。
でも、ランチは長瀞町のおそば屋さんで食べました。
それが大さわさん。

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こちらを選んだ理由は2つ。
一つは釜伏在来という寄居の在来種を提供していること。
もう一つは、先年暖簾を降ろして引退された秩父そば界の重鎮、小池さんと交流されているということ。
一昨年昨年と小池さんはこちらに来て、そば打ちを披露されたそうです。
「本格的な手打ちのお店で、しかも小池さんが認めてるんならイイんじゃない?」
みたいなノリです。

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ロケーションは140号沿いではなく、秩父鉄道波久礼駅の手前で県道82号に折れて、次の樋口駅の手前でまた路地に入って、とややわかりにくいですが、今時ナビの無いクルマはないでしょうから、心配無用。
敷地は広くて、駐車スペースは「何台分」なんて数値化できないぐらいたっぷりあります。
店舗は元お蚕小屋(とメニューの片隅に書いてありました)。
秩父地方に限らず、関東の山裾にはかつての主要産業の名残を留めているところが多いですね。
席は、カウンター、テーブル、小上がりの他にテラス席もあり、バリエーション豊富。

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メニューはシンプル。
冷たいそばがざる、田舎、二色。
温かいのはかけ、きのこ、牡蠣、にしん。
牡蠣は、限定とは書いてありませんでしたが、季節物でしょうね。
にしんは冷たいのもできるようです。
これは珍しい。

書き忘れましたが、このたびの小旅行は一人旅ではなく、いつもの連れ(IT)との二人旅。
自分は迷わず二色にしました。
ITはきのこそば。
二色はきのこの天ぷらとのセットにしてもらいました。

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お通しが2品。
オーソドックスな揚げそばとそば粉入りの蒸しパン。

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蒸しパンは甘いので、デザート代わりにもなります。
なかなか気の利いたサービスです。

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お通しは別に、小鉢が2品。
菜花のお浸しにブロッコリーと胡桃の和え物でした。
胡桃に秩父らしさを感じました。

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汁は温かいキノコ汁も選べますが、デフォルトの冷たい汁を選択。
これはかなり辛かったです。
濃いというより、甘味が非常に弱い。
なので、藪風の汁とも違います。
どういう意図でこういう調整にしてるのかな。

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二色そばは丸抜き十割のざるとつなぎ玄挽きにつなぎ5%を加えた田舎の合盛り。
太さも違います。
食味はやはり十割の方が上ですね。
5%の差じゃなくて、殻の有る無しによる差だと思います。
じゃあ、田舎の方は玄挽きらしい風味が強いかというと、そうでもなくて、ちょっと大人しい感じ。
単品だと、田舎の方が100円高い設定になっているので、CPはざるの方が良いという印象を受けました。
なお、品種は確認しそびれましたが、残念ながら、釜伏は生産量が少なく、新そばシーズンの限定のようですから、他品種だっと思います。
(タイトルに偽り有りw)

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蕎麦湯は超濃厚。
甘味の乏しさが若干気になった辛汁でしたが、蕎麦湯割りにしたら、意外にも美味しくなりました。
割って美味しくない汁はダメだとどこかで読んだことがあります。
そうすると、これは良い汁ということになりますね。w

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きのこそばは、観光地にありがちな月並みなきのこそばとは大違いで、そばが見えないぐらいきこがどっさりトッピングされたました。
確認できたのは、椎茸、しめじ、舞茸、なめこ。
地場産のきのこのようです。
どれも美味しかったです。
面白かったのは椎茸が軸付きだったこと。
珍しいですよね。

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汁は素晴らしく美味しかったです。
きのこたっぷりですから、旨味たっぷりなのは当たり前ですが。
もちろん完飲。

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天ぷらはサービスで大盛にしてくれました。
たぶん雨の日サービスです。w
春菊、カボチャに白しめじ、黒しめじ、ヤマブシタケのきのこ衆。
春菊はサクサクで、他はふんわり。
揚げ方を分けてるのかな?
ヤマブシタケは食べたことが無いので、期待したのですが、いつの間にか消えていました。

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味良し、サービス良しの良いお店でした。
敷地の隣はソバ畑になっていて、花の季節は見応えがあるそうです。
そういう季節に訪問すると、さらに満足感がアップするでしょう。
釜伏在来の新そばが食べられる時季も良いでしょうね。
いつかまた再訪してみたいです。
ご馳走様。
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久しぶりのそば屋酒 るりはりや@昭島市美堀町

2019/03/05 23:44
土曜の昼に独りで行くお店として、真っ先に思い浮かぶのは佳蕎庵。
次はここ、るりはりやさんです。
久米川のドンのお店は一人だと相席になる確率が高いので、いつもの連れといっしょの時じゃないと行かないことにしています。

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着いたのは12時半ぐらいだったか。
テーブル席と奥の小上がりは空きが無く、カウンターの人となりました。

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るりはりやさんは山形料理のお店。
マスト・アイテムはいも煮。
自分は必ず頼みます。
やや甘めの汁が美味しい。
先日、お隣さんに実家から送ってきた里芋をおすそ分けしてもらったので、るりはりや風いも煮を作ってみましたが、やっぱりそう簡単には再現できませんねえ。
だからこそ、価値が高いというもんです。
汁はいつも完飲です。

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お酒はまだまだ寒さを感じるので、るりはりやさんでは初めてですが、お燗にしてもらいました。
銘柄の希望は特になかったので、お奨めで出羽桜にしました。
最近、自宅で出羽桜の原酒を呑んでますが、それに劣らぬ重厚・濃厚な呑み口で大いに気に入りました。

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つまみの方は山形漬物の盛合せを追加。
意外にもこれは初めて。
どれも東北らしく、塩味が濃いめ。
白ご飯が欲しくなります。w

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サクランボの漬物は珍しいかも。

出羽桜の燗を大いに気に入ったので、2合目も同じものをいただくことにしました。

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料理の方は山形で通そうと思ったのですが、育ち盛りなせいか、体が脂質や蛋白質を欲したので、ベーコンソテーを。
ベーコンの本場イギリスでは前世紀末から厚切りベーコンはどうしたものか姿を消してしまい、薄っペらのカリカリのしか食べられなくなってしまったので、しっとり美味しい厚切りベーコンは日本の専売特許になってしまったんですよ。
そうした事情からも、山形の郷土の味を差し置いて、食べたくなりました。
結果は?
画像から判断してください。ww

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〆は、山形に戻って、“冷たい肉そば”。
これは以前も食べて、レビューしました。
冷やしラーメンの国の冷たい汁に入ったそばです。
甘めの調整と干し肉の如き噛み応えのある鶏肉が特徴。

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そばは細打ち。
引き締まってました。
冷や汁ですから、締まりが緩まることもなく、最後までキリッとしてました。
僭越ながら、以前のそばよりずっと良くなっているように思いました。

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るりやりやさんの良いところ(の一つ)は、メニューには書いてないにもかからわず、甘味が提供されること。
カウンターで並んで食事していたお客さんは、甘味が運ばれてきて、「えぇ! こんなのも付くんですかぁ?」と驚いてました。
自分はもはや驚かず、「出なかったら承知せいへんからなあ」などと、心の中で何故か関西風に悪態をついたりするのですが、あたかもそれが聞こえたかように、甘味は必ずやってくるのでした。

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このたびは時節柄、菱餅仕様の羊羹でした。
ええで、ええで。
と、何故かまた関西風に喜びを表しつつ、有り難く頂戴しました。
ちゃんと赤、白、緑の三色三段重ねになってました。
赤はストロベリー、緑はお抹茶。
白はプレーンでしょうね。

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オーソドックスな山形料理とアレンジ系のおつまみ。
季節折々のオリジナルなデザートが花を添えて。
ご夫婦の二人三脚が機能してるなあという印象を受けました。
今に始まったことではありませんが。

ご馳走様でした。
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2019年の初そばはやっぱり…… 佳蕎庵@小平市小川町

2019/03/03 22:16
今年の初そば@初佳蕎です。

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事情により、クルマでの訪問だったので、残念ながら、アルコールは無し。
連れも無しの独りメシ。
「何か美味しいものを」と頼んで、指定席の4人テーブルに着座しました。

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まず例によって、もり汁2種が出てきました。
いつもに比べると、色の差が小さい。
江戸風の方がいつもほどは濃くない。
ふ〜んと思って、そばの配給を待ちました。

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そばの前に天ぷら登場。
牡蠣と春野菜の天婦羅です。
牡蠣は真ん丸。
今まで見た牡蠣で一番丸い。
そして一番とは言わぬまでも、かなり大きい。
3年物かな?
大きさがわかるように、庵主の眼を盗み、ミラーレスのレンズキャップを置いて撮影しました。w
良い子はマネをしてはいけません。

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野菜は前日も食べた蕗の薹とかタラの芽とか。
何度食べても良いもんです。
旬の食材は。

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そばは二八(以下)から。
2019年の最初の1枚は富山のとよむすめでした。
2カ月も食べないと、食べ方を忘れてしまいます。
味覚も嗅覚も鈍くなってるし。
論評は控えたいと思います。w

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2枚目は十割で山形の最上早生。
ひと頃のように、限界まで細く打つというのはやめたようで、極端な細打ちではなくなりました。
自分的にはその方が好みです。
江戸風の汁も少しマイルドになったし、生粉を江戸風で食べられるようになりました。

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3枚目は青森のはしかみ早生種。
これも十割。
十割同士を比べると、色は山形の方が緑っぽくてきれい。
(画像からはわかりにくいですが。)
香は青森が上。
味は山形の方が甘さが強い分、勝ってる。
と、思いました。

ここで庵主登場。
「まだいけますか?」
「粗挽き?」
「Yes」
「じゃあ、少しだけ」

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というわけで、ちょっとだけ味見させてもらいました。
群馬高山の高蜊ン来。
品種の違いというより挽き方の違いだと思いますが、二八や生粉とは異種の食べ物みたいに感じます。
悪い意味じゃなくてね。
2か月のご無沙汰で鈍っていた感覚器を呼び覚ますような力を感じました。
やっぱり美味い。

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粗挽きを手繰りながら、あることに気付いて愕然としました。
薬味を使ってなかった。
冗談じゃなく、そばの食べ方を忘れちゃったんですかね。
ショックです。
視界の隅に薬味皿は入ってたはずなのに。
仕方なく、手付かずの薬味は蕎麦湯に入れていただくことにしました。

そばを食べ終えたのを見計らって、庵主再登場。
「ご飯も食べます?」
「食べます」(きっぱり)
2か月分を取り戻さねば。

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この日のご飯はぐじの混布〆の漬け丼。
ハーフも無理なので、一口サイズのミニミニ丼に仕立ててもらいました。
美味しゅうございました。
ぐじの刺身なんてめったに食べられないので、得した気分。

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酒無しのお食事としてはこれ以上を望むのは無理というものでしょう。
期待以上の初そばになりました。
ご馳走様。
次はお酒をやりましょう。
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