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武蔵野そば+

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武蔵野そば+
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昼そば、昼酒、昼うどん
昼とんかつに昼カレー
お寿司にラーメン、イタリアン
鰻も中華もフレンチも
昼メシ全部レポします。

ブログ名をちょこっと変えました。(^_^)
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今年の初釣りと久しぶりのお寿司 告膳@所沢市日吉町

2018/11/13 00:33
先日、若洲海浜公園の海釣り施設で釣りをしてきました。
年に一度は釣りをすることにしているのですが、今年はまだノルマ未達成。
そろそろ行っておかないとということで。

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                   Ça va ?


若洲公園は最近よくお邪魔しているとんびさんのブログで知りました。
新木場の南に突き出している埋め立て地の先端にあります。
大きな公園で、釣り場だけでなく、ヨットハーバーやゴルフ場、キャンプ場も備えた複合施設です。

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この時は電車での釣行。
いつもの連れ(IT)もいっしょ。
平日でしたけど、かなりの人出でした。
竿は1人2本までというルールになってますが、2本出すのも難しいぐらい。
うっかりすると、すぐにお祭です。
この日は2回やりました。

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ちょい投げとサビキで遊んだのですが、投げはまったくダメ。
逆にサビキは絶好調でした。
入れ食いとはまさにこのことかというぐらいよく釣れました。
魚をキープしたのは前半だけ。
後半はリリースしたので、何匹釣れたのか正確にはわかりませんが、2人合わせて、25センチクラスのコノシロが10尾ぐらい、30センチクラスのサバが5尾ぐらい、小さなアジが2尾(これだけ正確w)、その他サッパがたぶん70尾ぐらいかな。
持ち帰ったのはその半分です。
食べて美味しかったのは、う〜ん、アジだけかな。
サバなんか、ITが怖がって捨てちゃいました。
もったいないですね。
そんなに釣れるとわかってたら、ちゃんとしたクーラーボックスに氷をたくさん詰めて持って行ったのになあ。


   * * * * * * * * * *


そんなわけで、美味しい魚が食べたくなり、久しぶりに告膳さんの暖簾を潜りました。
釣りの帰りではなく、日を改めて。

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ちょうどこの日、おせちの貼り紙を出したそうです。
今年は3セット頼みました。
告膳さんのお話では、既に2件オーダーが入っていて、それぞれ4セットと3セットだそうです。
限定20セットなので、初日で半分捌けちゃったわけです。
今後気を付けないと、出遅れたら、もう締め切りということになりかねません。

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さて、本題。
例によって、生で乾杯。

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お通しはつぶ貝煮。
けっこう大粒のつぶ貝でした。
ITは苦手じゃないかなと心配しましたが、「美味しい」と言うのを聞いて、ホッとしました。w

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そば前ならぬお寿司前は、まず〆鯖から。
若洲のリベンジの意味で。
酢も砂糖も控えめで、鯖本来のフレッシュな味わいが冴えてる〆鯖でした。
やっぱりお寿司屋さんの魚は一味違います。

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次は仙鳳趾の牡蛎。
ぷっくりと太ってクリーミーな牡蛎でした。
日本の牡蠣は年々美味しくなってるような気がします。
型も良くなってるし。

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鰯刺。
これも、鯖と同じで、告膳さんの力量を遺憾なく発揮した美味しい鰯でした。
色もすごいですよね。
鮮やかな赤。
味も鮮やかでした。

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白子の天ぷら。
今季初物です。
割ととろとろの白子でした。
これを揚げるのは難しいだろうなと思いつついただきました。

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お酒ももちろんいただきました。
3銘柄。
最初は“東の麓”の特別純米生詰ひやおろし。
スッキリと甘い呑み口でした。

次が無風と書いて“むかで”の手作り純米。
むかでは玄治さんもよく置いてるお酒です。
ちょっと癖があると思ってましたが、これはそんなことはなくて、美味しくいただけました。

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最後は“根来”の純米吟醸無濾過生酒。
純吟も好きだし、無濾過も好きだし、生酒も好きなので、3拍子揃った自分好みのお酒に違いないと確信して頼んだら、見事期待通りの好みの酒でした。
濃いと言うか、重いと言うか、スッキリとは逆の方向性が自分の好みにピッタリでした。
でも4合は呑み過ぎなので、お代わりは無し。

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ITは梅酒のロック。

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日本酒に合うおつまみもほしいと思い、塩炒り銀杏を追加。
ころんと丸い銀杏でした。

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お酒3合ですから、もう一品ほしい。
「塩辛系は無いの?」と尋ねたら、生のげそを酒盗で和えたのを即席で作ってくれました。
塩銀杏に劣らず、日本酒によく合います。
告膳さんのセンスの良さを感じる一品です。

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美味しい魚への感謝の意味をこめて、告膳さんと3人で乾杯!

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お寿司にしましょう。
まずは烏賊。
だるま烏賊という烏賊だそうです。
この日のおすすめだったので頼んだのですが、おすすめだけのことはありました。

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次は蛸。
けっして高級なネタではありませんが、自家茹で蛸に海苔帯を巻き、刷毛で煮切りをさっと引いたヤツは格別です。

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柳。
これもおすすめ。
告膳さんでは、あれば必ず頼むネタです。
烏帽子岩のように屹立した柳です。

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淡泊系から濃厚系に進んで間八。
大型の青物も1貫は食べたいですね。
脂の乗った間八でした。
たまには平正や縞鯵も食べてみたいな。

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ITの大好きなイクラ。
食味は言わずもがな。

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雲丹。
これも言わずもがなか。
告膳名物雲丹天を食べたいのですが、最近は作ってくれません。
理由は「(火を通すのは)もったいないから」。
「売れ残ったら、イイよ」みたいなことを言われました。

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忘れちゃいけない、穴子。
焼き穴子です。
ふわとろの煮穴子も良いけど、香ばしい炙り穴子も魅力です。

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〆はいつも中とろです。
いつも美味しいけど、今回は特に美味しかったです。
良い鮪の脂はくどくないですね。
さっぱりした甘味です。
ビジュアルもイケてます。

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そしてとろ鉄火。
〆の後なので、これはデザート。(笑)

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お酒が少し残ってたら、大根のお漬物を出してくれました。
自分が好きなのを覚えててくれたようです。
有り難い。

以前に比べると、控えめな食べ方でしたが、今の自分にはこれで十分。
大いに満足しました。
ITも「美味しい」を連発してました。
ご馳走様。
おせち、よろしく。
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辛いけど、美味しいw しょうらい亭北野店@所沢市小手指南

2018/11/09 23:20
以前から何度となくお店の前を行き来しながら、タンタン麺に興味がないので、今までスルーしてきたお店です。
出先で汗をかく作業をした帰りに、「今日は汗かきついでだ」と初入店してみました。

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ネット情報では北野店となっていますが、どこかに本店がある様子もないので、今は独立店のようです。
間違ってたら、ゴメンナサイです。
店舗はファミレスチックなロードサイド系。
築年数は相当いってそう。

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3週間近く咳が止まらずに外食を控えていたいつもの連れ(IT)と久しぶりに2人でのランチ。
何を食べようか?
メニューが豊富で目移りしました。
タンタン麺だけでも6種類。
ラーメンが9種類。
餃子が8種類。
他にご飯物も。
変わったところでは、“スパイシーげん骨唐揚げ”なんていうのもあって、そそられます。

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タンタン麺は外せないですね。
もう1人前は正体不明の“四川料理人のまかない麺”にしました。
げん骨をサイドに頼もうとしたのですが、かなり辛いということだったので、恐れをなし、“青葱たっぷりのせ餃子”にしました。

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タンタン麺はいろいろなバリエーションがあるのに、ITが選んだのはシンプルなタンタン麺。
メニューには“手作り芝麻醤と自家製辣油で作る当店のフラッグシップ担々麺”と書いてありますが、トッピングがほぼもやしだけという至って地味〜なタンタン麺です。
辛さは“ノーマル”を標準に“マイルド”と“本格的”を選べるようになっていて、特に指定しなかったので、たぶんノーマル。
だからでしょうが、辣油由来の辛味を芝麻醤由来の胡麻ダレ味がマイルドにしていて、尖がった感じは無く、食べやすい味に仕上がってました。
でも、辛味を求める人には物足りないかも。

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          (まかない麺の方の画像ですがw)


麺は自家製?
どこにも書いてないので、製麺所から仕入れてるのかな?
極標準的な太さの縮れ麺です。
多少のことではへたれそうにない、やや低加水の引き締まった麺でした。
辛い系のタンタン麺はラーメンより食べ切るのに要する時間が長くなるでしょうから、そこに配慮した麺なんでしょう。
妥当な麺と思いました。

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他方、まかない麺の方はかなりの激辛。
支払いの時に訊いたら、タンタン麺の“本格的”に近いチューニングだそうです。
辛さのレベルが高いだけではなく、旨味のレベルも高かったです。
タンタン麺よりははるかに旨味のレベルが高かった。
正規のメニューよりまかないを美味しくしてどうする!
と思いましたね。w
よく行く、あらはたさんの辛口カルビラーメンの旨味と似ていました。
ということは、唐辛子の旨味なんでしょうか??
貝の出汁にもちょっと似た美味い成分なんですけどね。
辛さに弱い自分は汗だくになりましたが、あまりに美味しいので、スープもけっこう飲んじゃいました。
麺はたぶん同じなんで、省略。
トッピングはご覧の通り、青葱主体。

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餃子はポン酢的なあまいタレがかかっていて、ちょっと予想と違いました。
何でも辛い系ではないようです。
餃子自体は普通に美味しい餃子でした。
強烈なまかなり麺を食べながらだと、印象が薄くならざるをえないですね。
はい。

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期待以上の満足度でした。
再訪アリですね。
2人で行くなら、まかない麺と未食の麺。
1人なら、まかない麺プラス何か一品。
それと、こちらだけじゃなく、今まで避けてた辛い系のお店も行ってみたくなりました。
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濃厚ダブルスープと自家製麺 よし丸@新宿区高田馬場

2018/11/06 23:11
久しぶりに高田馬場で食事をしました。
何年ぶりかな。
早稲田通りの南側を歩いただけですが、初めて見るお店がたくさんあって、変貌ぶりに目を瞠りました。
入ってみたいお店が目白押し。
でも、時間が限られていたので、空いてるお店で妥協せざるをえず。
妥協の産物がこのよし丸さんというわけです。

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こちらのお店は元は埼玉の鶴ヶ島で営業していたということです。
食べログには旧店舗の情報が残ってます。
都内に進出したのは8年前。
4年前?には、『鉄腕ダッシュ』の企画“世界一うまいラーメンつくれるか”で、TOKIOのメンバーが研究のために訪れる「記念すべき1店目」に選ばれたんだそうです。
名誉なことですね。

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こちらのウリは3種類のスープ。
豚骨と魚とその両方を合わせたダブルの3種類です。
お店の看板メニューのよし丸らーめんはダブルスープ。
初訪問だからそれにしましょう。
いや、メニュー写真を見る限り、チャーシューもかなり美味しそうなので、よし丸チャーシューが良いか。
というわけで、頼んだのはよし丸チャーシュー。

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麺は自家製麺のようです。
奥に製麺室がありましたから。
ガラス扉に“栗原製麺室”って書いてありましたが、栗原って店主さんのお名前ですかね?
何だか、他のスタッフが入室を許されてないサンクチュアリみたい。w

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その自家製麺は中太のストレート。
加水は少なめかな。
なかなか良いコシをしてます。
美味しい麺でした。

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スープはいかにも濃厚。
視認できるぐらい大きな粒子が溶け込んでます。
微かながら粘性のようなものもあり。
濃厚さを感じさせる演出と言えなくもないですね。
繊細さを重んじる人は方向性の違いを感じるかも。

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チャーシューはバラロール。
大きなロールを厚くカットしてあるので、食べ応えは相当なもの。
ただ、赤身部分の肉質が気になりました。
まるで旨味を抽出した後の出汁ガラみたいな味(気無さ)。
3枚食べるのは苦痛でした。
TOKIOもこれを食べたんでしょうか?
食べたとしたら、どう思ったのか大いに気になります。
ねえ、城島さん、教えて。w

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食べ終わってしばし黙考。
世界一を目指す人が参考にすべきなのかなあ、と首を傾げてしまいました。
取材対象になったのは、偶々日テレの下請け制作会社のスタッフが通っていて、顔が利くお店だったから?
とか、意地悪なことを考えたり。
でも、“ラーメン・オブ・ザ・イヤー”も4回受賞したんですよね。
となると、自分が食べた時だけ、美味しいことは美味しいけど、特別なレベルではなかったということかな?
何とも、評価の難しいお店でした。

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記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 10 / トラックバック 0 / コメント 4


“もりかけ”って気になるw 新座鞍馬@新座市あたご

2018/11/04 18:23
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先月食べ損なったので、リベンジで行ってきました。
前回は午後1時で、そば切れ終了でしたから、12時前に着こうと、早く出発。
12時ちょっと前に着いてみると、先客無しの一番乗り。
その後も後客少なし。
日によるんですねえ。

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こちらはミニコース的なセット物が充実。
どのコースにしようかな。
お品書きの冊子を繰りながら、ふと卓上のメニュースタンドに目をやったところ、新メニューの“オムレツ”を発見。
これはいただきましょう。
700円と良いお値段なので、コースは軽いのにするか。
それで選んだのが、“もりかけ二種”。
トレンディなネーミングに惹かれました。w

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もり、かけともにそば種を選べます。
もしは粗挽き地そばに、かけは並地そばにしました。
かけは11月なのに、冷やも選択可能。
試しに冷やにしてみました。
なお、こちらのお店が提供するのは基本的に裏の畑で栽培してる“地そば”です。

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コースの前菜より先に、まず、オムレツが出てきました。
ロンドンのスパニッシュオムレツ以来のオムレツです。w
具は無し。
出汁を楽しむ卵料理です。
コンセプトは出汁巻きと同じかも。
良いお味でした。
塩味を限界まで下げて、お出汁のアシスト役と使ってます。
ほれぼれする出汁感。
半熟手前のとろとろしたのも良い感じ。
お奨めです。

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次は“もりかけ”セットの前菜。
これも“蕎麦豆腐”と“旬野菜料理”から選べて、いつのように、後者にしました。
今の季節は“根菜のそばの実がゆ”です。
根菜は大根とお芋。
これも出汁の勝利ですなあ。
価値ある出汁です。
その出汁でいただくそばの実も美味しい。

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そして、もりです。
これはどうしたもんでしょうねえ。
粗挽きにしたのですが、つながりの悪さはご愛敬では済まされないレベル。
10センチ以上のそばはほとんど無いんじゃないか?
自家栽培のそばの粗挽きですから、香も味も濃いです。
でもねえ、切れ切れで、ズズーッと手繰れないんじゃ。

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そして冷やかけ。
もりとかけを続けて出すのもいただけないなあ。
もりが出てくるまでは、適度な“間(ま)”があったのに。
自分の他にお客さんは2組だけで、天手古舞で時間調整する余裕が無いとも見えなかったんですけどねえ。
そば二種はたて続け。

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食味の方はナイス。
やっぱり出汁が良い。
今時の手打ち店はだいたい、江戸風のかけ汁はやらないですが、こちらもそう。
そして、氷締めしたらしきそばも文句無し。
もりも粗挽きにしなければ良かった。

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〆に、幅広の一反木綿のような揚げそばが供されます。
お茶も濃いのに入れ替え。
素敵な心尽くしですね。

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            裏の畑(3年前撮影した画像)

自分としては、今まで西埼玉のそば店のベスト3には入るなあ、と高く評価していたのですが、その評価は保留。
つながってない粗挽き、立て続けに出てくるそば二種、それに、何を急いでいるのか、食べ終わるが早いか、次々と下げられる食器類。
ちょっとがっかりでした。
出汁使いは絶品なのに、残念です。
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イクラと新そば 佳蕎庵@小平市小川町

2018/10/29 21:49
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月例の訪問。
前日は月が素晴らしくキレイで、「そうだ、明日はまだ一度も頼んだことがない月見そばにしよう!」と勇んで出かけたのですが、けっこう気温が上がって、「こりゃ、絶対に汗をかくな」と方針変更。
この時季だけのイクラ丼をやってたので、それをいただくことにしました。

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セットです。
そばと小鉢が付いて、1800円。
そばは新そばの二八をせいろでもらいました。
かけも選べます。

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小鉢はいつものもずく。
自分好みのあんまり酸っぱくないもずくです。

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丼物ですから、お汁が付きます。
ワカメのお澄まし。

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イクラは塩分をあまり強くしてないので、イクラの瑞々しさが損なわれてなくて、美味しい。
ご飯との量的比率も充分。
イクラでご飯が見えません。
ブログ映えします。w

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新そばはやっぱり良いですなあ。
香だけでもうれしくなります。
食べてももちろん美味しいんですけど。
無い物ねだりですが、以前のような太打ちの粗挽きなんていうのも食べてみたいです。
新そばでね。

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早いもので、もう年越しそばの受け付けが始まっていました。
注文番号は14。
何番まで受け付けるんでしょうか?
とりあえず、年越し準備の第一弾完了です。
ご馳走様。
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多摩のとんかつG最終回 桂@小平市上水本町

2018/10/26 23:18
1年半ぶりの本格的とんかつランチです。
忘れかけていたシリーズ“多摩のとんかつ”の再開です。
でもこれで打ち止め。
最終回。
多摩地区のめぼしいお店を周ってみましたが、また行きたいと思ったのは、八王子の2軒ぐらいかな。
とんかつを食べるなら、都内の方が良いんじゃないか。
そんな気がして、最終回です。
多摩のとんかつ屋さんには申し訳ないですが。

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桂さんは3度目の訪問。
2度目は7年前ですから、ずいぶんご無沙汰しました。
良いお店だとは思いますが、ダイエットの大敵なもんで。
質も良いけど、盛も良い。
好きなものを食べながら、体重コントロールも怠りたくない(虫が良いw)自分にはうかつに近付けないお店なんです。
でも、“多摩のとんかつ”を締め括るにはここしかないと思い、久しぶりに暖簾を潜った次第であります。

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店頭の掲示板では11時開店。
ところが5分前に着いてみると、すでに暖簾が出ていて、外待ちの先客さんが2人。
ガックリです。
1巡目のお客さんが出てくるまでがとんでもなく長いんですよ。
初訪問ではないので、そのことはなんとなくわかっていました。
実際、最初のお客さんが出てきたのは12時25分。
その時点で外待ちは12人!
幸い3人続けて出て来てくれたので、自分まではいっしょに店内の人になることができました。
(ちなみに開店から1時間以上を過ぎても、1巡目のお客さんが若干食べ終わらずに残ってましたw)

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                7年前の画像


席はカウンター席が9脚だったかな。
他に小上がりに小さなテーブルが1卓。
1人客は自動的にカウンター。

切り盛りしてるのはアラセブのご夫婦。
接客はすばらしいです。
フレンドリーで目配りも行き届いてます。
痒いところに手が届く感じ。
特に女将さんは口達者。
「写真撮って良いですかね?」
「どうぞどうぞ、良いですよ。ワタシら以外は。70のおばあちゃん撮ってもねえ、云々。」
みたいなノリです。

注文したのは上ロースかつ定食。
1600円です。
割とお安いですね。

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                  完成形w


定食ですが、トレイに一式揃えて、ドンと出てくるわけではなく、まずお新香、次にみそ汁、そしてご飯が出て、最後にとんかつと順次揃う形です。
なので、写真撮りやすい。

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お新香は並のお店の3倍ぐらいの量。
一品料理とまではいきませんが、初めての人はビックリするでしょうね。
ミニ千枚漬けは丁寧に丸めてあって、仕事ぶりの良さが伝わります。
しかも、美味しい。

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みそ汁はなめこ汁。
女将さんに「なめこ大丈夫ですか?」と訊かれます。
ダメな人もいるんでしょうかね。
もちろん、no problemです。
これも量はすごいです。
大型のお椀にこぼれるばかりに盛ってあります。

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しかも、すっかり忘れてましたが、これ、単なるなめこ汁じゃないんです。
豆腐も入ってます。
しかも、豪快な乱切りの豆腐です。
「しかも」が多いですね。w
これにも初めてのお客さんはこれにもビックリかも。
そして、「けっこうデカ盛りだなあ、食べきれるかなあ」という不安を感じ始めると思います。w

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ご飯は普通。
小さなご飯茶碗です。
むしろ少ないかも。
でも、大丈夫。
1回だけ、お代わりOKなんです。

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そうこうするうちに、カウンター上のお皿にキャベツが盛られます。
ラーメン二郎を思わせる山のような盛です。
しかも、先客さんが頼んだ並のロースかつ定食のキャベツより明らかに高い盛でした。
「ゲゲッ、食べ切れるかな?」
初めてじゃない自分も一抹の不安を感じ始めてしまいました。
残したら恥と、早めにキャベツを片付けたら、ご主人に「キャベツもっとどうですか?」と訊かれました。
もちろんno thank youです。
美味しいキャベツですけどね。

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そしてかつ。
これは驚くほどの大きさではありません。
200グラムあるかな?
ぐらいの大きさです。

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カットの仕方がユニークで、縦に8回包丁を入れただけでなく、横にも一太刀。
これが効果的です。
手前の列は赤身のかつ。
奥の列は半分赤身、半分脂身。
2種類のかつを味わうことができるようになっています。
ひとつだけ、あえてケチをつけさせてもらうと、ちょと衣が厚いですね。
微妙に感じる過剰感。
些細なことかもしれませんが。

ソースはカウンターに備え付け。
辛子はお皿に添えてあります。
すりごまは無し。

総合的にはやはり良いとんかつ屋さんだと思いました。
純粋にかつだけだと偏差値60に届くかどうかだと思いますが、総合的には70以上でしょう。
あくまで、個人の主観ですけど。
ただ、気持ち良く食事ができるお店であることだけは確かです。

「ご馳走様」
「有り難うございます」
「7年ぶりなんですよ。最近食が細いから、完食できないんじゃないかと不安になりました」
(実はご飯一粒、みそ汁一滴、キャベツ一欠片も残しませんでしたw)
「いやあ、こんなにキレイに食べていただいて、有り難うございます」
「美味しかったです」
「また来てください、お待ちしてます」
お店を辞去するにあたっての理想のやり取りですね。
ご馳走様。

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参考までに7年前のロースかつ丼の画像を掲げます↑↑↑。



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                 現在↑↑↑

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                 7年前↑↑↑

〈追記〉
開店時間は11時で、終了時間は12時半!
定休日は月、火。
週に7時間半しか開いてないことになります。
7年前はもっと長くて、夜もやってたんですけどね。
体力的な問題でしょうかね。
長蛇の行列の原因の一つであることは間違いないと思います。
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惜別

2018/10/19 18:48
旧ブログ時代からの長いお付き合いのKMさんご逝去の報が届きました。
まことに残念なことです。
本ブログになってからは、コメントの交換は年に2回か3回に激減しましたが、2人だけのオフ会は継続してきました。
最後にお会いしたのはちょうど1年前。
昨年の10月10日でした。
その時は、鼻にカニューレを装着、重そうな酸素ボンベを携えながらのそば店巡りでした。
年内にまたお会いしたいと思っていた矢先の訃報でした。

KMさんの人となりをお伝えするのは、いかに筆の立つ自分にも(ペチ)容易ではありません。
俗世を超越した教養人。
漱石の作品に出てくる高等遊民。
自分はKMさんをリスペクトしていましたし、KMさんも自分をリスペクトしてくれていました。
そんな交流を一番よく伝ええると思われる記事をここに再録し、慎んでKMさんへの哀悼の意を表したいと思います。

合掌

(文中の古式蕎麦は既に暖簾を降ろされました。)



  * * * * * * * * * *



常識を超えたそば&アフター 手打古式蕎麦@文京区湯島(2015.8.19昼)

<< 作成日時 : 2015/08/21 18:11 >>

驚いた ブログ気持玉 22 / トラックバック 0 / コメント 8

先月、5年ぶりに再会したKMさんと、今度はおそばを食べに行ってきました。
KMさんのご推奨は古式蕎麦。
湯島のお店です。

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11時に御茶ノ水駅聖橋口で待ち合わせて、タクシーでお店に向かいました。
楽しかるべき車内でしたが、大変なことに気付き、顔面蒼白。
何と、何と、財布が見当たらないのです。
バッグに入れ忘れたのか、どこかで落としたのか。
家に電話してITに探してもらったところ、前日使ったバッグの中で発見。
嗚呼、オレも焼きが回ったなあ。

KMさん、内心呆れてらしたと思いますが、事情を話すと、「正直でよろしい」と、すっと1万円札を1枚差し出してくださいました。
いや、まったく以て面目無い。

さて、気を取り直して。。。

お店の前ですったもんだしてるうちに暖簾が出ました。
一番乗りです。

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古式の名にふさわしい歴史を感じさせる外観・内観です。
女将さんによると、34年目だそうです。

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まずはビールを。

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つまみは独創の“山揚げ”。
山芋をお団子状にして揚げたものです。
熱い出汁に入れて供されます。
サイズは並と小の2種。
KMさんのアドバイスで小さいのにしました。
これはなかなかの逸品です。
そもそもそばに芋は付き物。
揚げたって、どうしたって、合うものは合います。
これは小じゃなくても良いかも。

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こちらのそばは「甘皮入り特製粉を麺棒一本で打つ」のが特徴。
卓に置いてあった雑誌の切り抜きらしき印刷物にそう書いてありました。
“甘皮入り=挽きぐるみ”みたいですけど、そうなの?
甘皮を追加してるんじゃないの?
見たこと無いような変わったそばなんですけど。
どう変わってるかは、また後で。w

麺棒一本というのは江戸そばじゃなくて、田舎そばですという意味ですね。

代表メニューは“古式もりそば”。
「大根のしぼり汁としょうゆで食します」
江戸そばの古い形というより、越前そばに近いような気がしますね。

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大根汁はかなり辛いです。
辛味大根を使った“辛味大根古式もりそば”というのも別に有るので、こっちは普通の大根のはずですが、十分過ぎるぐらいに辛い。

しょうゆはコクの有る美味いしょうゆです。
かえしの役割を果たしています。

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薬味が充実。
山葵、浅葱に花鰹。
大根汁としょうゆの配合、薬味の組合せで味を自分で作りながら、食すのが「古式」のようです。

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さて、これが問題のおそば。
どうです。
すごいでしょう。
単なる挽きぐるみじゃここまで黒くはならないと思うんですけど。
玄挽きより黒いのは何故?
常識を越えています。

食味もやはり独特。
平打ちの乱切りで、やや粗挽きですから、つるつるとはいきません。
ただ、比較的短いので、ズズッと啜るのは可能。
香は極端に強いわけではありません。
強い弱いというより、香の質が違うような。
ちょっと説明し難いけど、やや熟成的な香と言うべきか。

いろいろと調合を変えて食べてみました。
まずは大根汁にしょうゆをちょっと。
漸次的にしょうゆを追加すると、コクが感じられて、食べやすくなります。
浅葱を投入すると、現代のつゆに近づいたような気がしてきます。

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KMさんの薦めで、花鰹にしょうゆを垂らして、大根汁抜きでも食べてみました。
これも、ほう、悪くないですね。
工夫次第で、色々楽しめるのも「古式」の良いところかもしれません。

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そう。
そばは大盛りにしました。
そばの山が3つ。
きっと並は山が2つで、大盛りは5割増しなんでしょう。
けっこう食べ出が有りました。

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蕎麦湯は湯桶じゃなくて、湯飲み茶碗みたいな器で出てきます。
注ぎにくいですけど、これも「古式」と思えば、風情さえ感じられるというものです。w

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「古式」以外では割子そばが珍しい。
出雲のご出身なのでしょうか。
ネット上ではそういう情報も見えますが、確認はしませんでした。

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他のお客さん達は常連さんが多いのかな。
わざわざ遠征してきたと思われる人はいなかったような。
割と年齢層が高いようにお見受けしました。
店主、女将とともに歳を重ねているのでしょう。
お二人ともお元気なご様子。
まだまだ「古式」を守って、お店を続けてほしいものです。
ご馳走様。


 * * * * * * * * * *


そして、アフター。

御茶ノ水に戻って、お茶でもと思っていたら、KMさんから驚きのご提案が。

「先生のお宅に行きませんか」
「!」

先生というのは、KMさんとの会話の中でしばしば登場する謎の人物です。
勝手な連想ですけど、「先生」と聞く度に、漱石の『こころ』に出てくる「先生」みたいな人をイメージしていました。
それと映画『タンポポ』の中で使われた、東海林さだお描くところの「無斎先生」。
その2人の先生を足して2で割ったような存在。

「自分が行っちゃって良いんですかね?」
「大丈夫」
「アポ無しで?」
「大丈夫」
「お一人暮らしなんですか?」
「いえ、奥様がいらっしゃいます。秘書もいますし、書生も置いておられます。」
「きゃあ〜(心の叫びw)!」

半信半疑のうちに再びタクシーに。
そして、凡俗を超えた、さらなる非日常の世界へ。

「先生」は本当に先生でした。
もうご高齢で引退されていますけど、港区の方の大学の教授でいらした方です。
ただKMさんの大学時代の指導教授だったわけではありません。
その点は『こころ』の「先生」に似てなくもないですね。

元々は趣味の世界で知り合われたようです。
蝶の収集、研究。
しかし、「先生」は趣味の世界の先生に止まらず、食に関しても「先生」であり、延いては、人生の「先生」ともなった。
具体的なことは書けませんが、そういうことのようです。

「先生」は、突然お邪魔した自分のような若造も当然のように受け容れてくださり、客人として扱ってくださいました。
芳名帳に記帳せいと言われた時は面食らいましたが。
(ノーベル賞受賞者8人が記帳したと言われたら、自分なんかが汚しちゃって良いの?と思いますよ。)

趣味の世界のことは自分にはわかりませんでしたが、食の話題は楽しく拝聴しました。
池の端藪でざるそばを十枚食べたとか。
竹やぶの店主とは柏の店が出来た時からのお付き合いだとか。
古式では、裏メニューなんでしょうか? いつも「白いそば」もいっしょに食すとか。
そば好きにとって面白いお話もいろいろと伺いました。

KMさんは当初夕食までいっしょにと考えてらしたようですが、生憎自分の事情が許さなかったということもあり、常識を超えない時間に暇乞いを。
後ろ髪を引かれる思いで。

画像


財布を忘れて1万円を拝借したことから始まって、常識破りの黒いそばを食べ、俗世界を超越した「先生」と語らい。
何と波瀾万丈w、不可思議な1日だったことか。
二郎府中店で偶然に出遭ったKMさんと自分。
こんな時間をともにするようになろうとは。
もはや単なる「ラー友」を超えてます。
有り難うございました。
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