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武蔵野そば+

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武蔵野そば+
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昼そば、昼酒、昼うどん
昼とんかつに昼カレー
お寿司にラーメン、イタリアン
鰻も中華もフレンチも
昼メシ全部レポします。

ブログ名をちょこっと変えました。(^_^)
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美味しい魚と美味しい酒 玉響@東村山市本町

2018/09/24 22:54
8月に初訪問。
今月に入って、再訪問。
久しぶりに良いお店に出遭いました。

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玉響はたまゆらと読むようです。
ジャンル的には居酒屋ですが、本格的な海鮮料理が楽しめます。
お酒の品揃えも充実。
自分の好きな銘柄がいろいろあって、つい呑み過ぎてしまうほどです。
ウイスキーもイチローズモルトのリーフシリーズがカウンター上に並んでます。
素晴らしい。

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マスターは若い方です。
自ら海に潜って魚を獲るそうで、見た感じは居酒屋というより、ダイビングショップの店長みたいな感じです、
しかし、見た目で判断してはいけません。
料理人としての腕は確か。
初訪問で抑制的な塩味の使い方が印象的だったので、そのことを言ったら、「京料理のお店で修業しました」ということです。
それで納得。

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初訪問では撮影はしませんでした。
昔の部下に相談したいと誘われてのシリアスなお付き合いだったため、カメラを出すのは気が引けました。
でも、あまりに素敵な料理のオンパレードだったので、最後に一枚だけスマホでパチリ。
それがの画像。
フグの卵巣の醤油漬けと自家製唐墨。
「強肴です」と言って出された一品です。
他にも鱧と松茸の土瓶蒸しとか撮りたい料理がわんさか出ました。
それで1か月足らずで、今度はいつもの連れ(IT)を誘って出向いたというわけ。
イギリスから帰ってきて、まともな日本料理を食べたかったということもあります。

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アラカルトももちろありますが、居酒屋にしては珍しく、コース料理重視。
土鍋ご飯付きのおまかせで5000円〜です。
初訪問の時、何の気なしに「5000円で」と言ったら、マスターに「今日は良いのどぐろが入ってるんで、6000円の方が……」と言われたので、言われぬままに、6000円コースにしました。
2度目の今回は阿吽の呼吸。
「おまかせ」で話が通じました。

店員さんは他にご母堂様ですかね。
年齢的にたぶんそうと思われる年配のご婦人がカウンターの外を受け持ってます。
料理はカウンター越しにマスターが直接出してくれることが多いので、実質的にお酒係。

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いつものように生ビールで乾杯。

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この日のお通しは「生落花生」。
もちろん生じゃなくて、塩茹でです。
塩加減最高。w

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コースのスターターは鮎の焼き浸し。
9月は鮎も終盤。
産卵直前のお腹パンパンの雌でした。

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蛸カマンベール。
月並みなものは出さない主義。
蛸は柔らかく煮込んでありました。
ほのかに香る山椒がアクセント。

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北海道磯つぶ貝。
これは告膳さんでもよく食べるのとほぼ同じ。
味付けしっかり。

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北方四島ずわい脚。
蟹酢ジュレでいただきます。
一品一品工夫が何かしらありますね。

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穴子と冬瓜を使った椀物。
京料理の片鱗ですかね。
いや、穴子は江戸前か。w

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造りは戻り鰹。
青唐辛子醤油できりりと。

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日本酒もいただきました。
大好きな「風の森」、おすすめの「じょっぱり」、そして「磯自慢」、etc。

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名残の岩牡蠣。
これは良い岩牡蠣でしたと言うしかない。

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もずく酢、塩辛を挟んで、真打ののどぐろ塩焼きへ。
塩辛も柚子胡椒やら何やら使っていて、侮れない一品でした。
しかし、何と言っても、のどぐろ。
初訪問の時もそうでしたが、位置づけ的にはコースのメインです。
こちらのお店の自慢料理なんでしょうね。
認めざるをえません。
文句のつけようのない、塩焼きです。

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そしてお食事です。
前回は中トロの漬けと雲丹の丼でした。
今回は土鍋ご飯で、季節の秋刀魚の炊き込みご飯。
炊きあがったご飯にイクラを追加して盛り付けます。
美味くないわけがない。
お焦げも含めて、ITと二人で土鍋一杯完食です。
お漬物は白菜と舞茸の浅漬けでした。

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2回の訪問で、2回とも「おまかせ」。
おまかせはお店の魅力を存分に味わえますからけっこうですが、でもおまかせに限定してしまうと、使えるシーンは限られてしまいます。
勤め先の近くで良い気分になって、一人二次会でお酒1合とちょこっと美味しいつまみを。
そういう使い方ができると最高ですね。
今度はそういう使い方に挑戦してみましょう。

ご馳走様でした。


<参考>
お支払いは2万円を軽くオーバー。
初訪問時もだいたい同じ。
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ロンドン、その他あれこれ

2018/09/22 22:52
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ラーメンも食べました。
ロンドンは博多系が強いようです。
一風堂は3店舗も出店してるみたいです。

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それから昇龍。
これは日本のチェーンですかね?
やはり博多系です。
国籍不明ですが、ロンドンではメジャーのようです。
犬も歩けば昇龍に当たると言いたくなるぐらい、あちこちで見かけました。

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入ったのはトテナム・コート・ロード駅近くの一風堂。
ちなみにトテナム・コート・ロードはミュージカル「キャッツ」の舞台になった大通りです。
これもYen同様、新しいビルの1階にテナントとして入ってます。
総ガラスの開放的な店舗です。
席数は数えられませんでしたが、かなりの数でしょう。
大きな店舗です。

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日本人スタッフがいないわけじゃないでしょうが、自分が接したのはすべて日本語を母国語としない人たちでした。
それで困るわけではないですが、硬さ指定がね。
ちょっと戸惑いました。
「どうします?」と言われても、どう言えば良いのか?
返答に詰まってたら、メニューの下の方を見日で指して、選べというジェスチャー。
そこには、うろ憶えですが、「やわらかめ」「ふつう」「かため」「バリかた」だったか、確か4段階の硬さが書いてありました。
迷わず、「バリかた」をチョイス。
ところが、自分が選んだのが、醤油ラーメンだったもので、後から、「醤油は硬さを選べませんでした、ごめんなさい」みたいなことを言われて、ガッカリ。
注文取りの若い娘っ子は新米ちゃんだったようです。
それとも、一風堂で醤油を食べる客なんか、めったにいないのかもしれません。

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頼んだのは鶏醤油のスペシャル。
スペシャルなトッピングは別皿提供でした。
日本の一風堂もそうなの?

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これはビールを呑む客には良いかも。
つまみを別に頼まなくても充分です。
自分がそうでした。w

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肝心のラーメンですが、麺が生麺とは思えない妙ちきりんな食感でした。
中華街で売ってる半生みたいな感じ。
ちょっとゴワッとしてる。
豚骨だと日本と同じで、そういう違和感は無いんでしょうか?

スープもやや深みに欠けました。
一風堂の不得意分野で文句を言っては申し訳ないですが、参考のためにインプレを書きおく次第です。

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その他、ロンドンのお食事について一言、二言。
忙しい時、朝食べ過ぎた時などはお昼はごく簡単に済ませました。
一番簡単だったのは、ホテルでお茶請けに出るショートブレッドと朝食バイキングでキープした青リンゴ1個とか。
サンドイッチと牛乳とか。
それも今時珍しい99ペンスのサンドイッチです。
節約する時は節約する男なのです。w

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日本から非常食として持って行ったカップ麺も食べました。
持って帰るのは嫌だし、捨てるのももったいないから。ww

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お寿司も実は食べました。
夜芝居を観に行く前の中途半端な時間に何を食べるか悩んで、芝居小屋の近くにあったジャパン・センターに入り、寿司弁当を購入。
時間が迫っていたので、店内のイートイン・スペースで伊藤園のお茶を買って流し込みました。

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お寿司はともかく、冷たいお茶に飢えていた身には、“おーい、お茶”は感動的に美味しかったです。
お値段は300円以上ですけど。
1本では足りず、追加でもう1本ペットボトルのお茶を買ってしまいました。

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帰国時には、いつものように、空港内のシーフード・バーで一服です。
痩せっぽちの牡蛎3粒と白ワイン1杯ですが、満足度は高いです。
牡蛎は痩せてはいましたが、味の方はまずまず。
意外にフレンドリーなお姉さんに訊くと、エセックス産ということでした。
エセックスはロンドン近郊と言えなくもないテムズ河口の北に広がる地方です。
日本で言えば、千葉産の蛤みたいなもんかな?

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        2番目と4番目の画像は到着直前の軽食


良き帰りのANAの食事は、エコノミーですから、見所ほとんど無し。
往きも還りも、カレーを選びました。
CA嬢は「本日は〇〇がおすすめでごさいます」という常套文句で不人気な方をすすめるので、常にその逆を選びました。w

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忘れるところでした。
パブも行きましたよ。
何度か。
寝酒を呑みにね。
ビールを1パイントか、G+T(ジントニック)を1杯だけですが。

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1人で来る客はまずいないですね。
1人で呑みながら自撮りをしてたら(わびしいw)、アラサーぐらいの女子に声をかけられました。
「初めまして、あたしコリー。あなたは?」
怪しい商いをしている人ではなく、日本を旅行したことがあるとかいうことでした。
でも、それ以上に発展したわけではありません。
残念。

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さて、長かったロンドン・グルメもこれで終わり。
もっと早く終わりたかったのに、こんなに長引いて、正直言って飽きちゃいました。

それでは、食事をしたすべてのお店に、
ご馳走様でした。
Thank you very much
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ロンドンの手打ちそば

2018/09/19 21:15
次はロンドンの日本食レストランのお話。
イギリスでしか食べられないものをと言いつつ、日本食も何だかんだ食べました。

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今回一番期待していたのは、ロンドン初の手打ちそば店、“Yen”。
去年の11月にオープンした新しいお店です。
ネット情報では、経営母体はオンワード。
パリで成功して、ロンドンに2号店を出したということです。
通貨の単位と同じ店名とは。w

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               お昼はやってない


場所はテムズ川沿いのストランド。
ロンドンのど真ん中です。
界隈にはかつて国政を動かした大貴族たちが居を構えていました。
お店が入っているのは真新しい高層ビル。
メインのエントランスはグラウンド・フロアにあり、入り口を入ると企業の受付みたいなレセプションが設えてあります。
そのフロアにはバーラウンジがありますが、レストランは階段を降りた下のフロア。
下のフロアですが、川沿いの段丘的な傾斜地に建っているので、ベイスメントと言うよりも第2のグラウンドフロアみたいな感じです。

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外には何ともイギリスチックなテラス席が何卓も並んでいます。

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公式ページに“Mon - Sat 12 - 2.00”と書いてあったので、お昼に行ってみたところ、やってない。
「あれ?」
店頭の案内にも、ちょっと違うけど、“12-2.30”て書いてあるのにねえ。
オンワードもいい加減です。

翌日の夜に出直したら、やってました。
ひょっとして1年もたずして潰れたかと内心危ぶんだのですが。w
一応、店員に「昼はやってないの?」と訊いてみたら、「やってません」としれッとしてました。
じゃあ、書き換えとけよ。
もう、オンワードったら。

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            L字型の短い方のカウンター


当たり前ですが、スタッフは基本英語です。
日本人もいますけどね。
「そばを食べたいんだけど」と言ったら、寿司のカウンターに案内されました。
「いいの?」
どうも、1人客はカウンターという方針のようです。

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まずはビール。
ビールも日本直輸入。
イギリス人のおニイさんに、奨められて、COEDOを頼みました。
COEDO=小江戸=川越で自分の地元。
ロンドンで地元のビールを呑むことになろうとは。
こういうクラフト系はイギリス人も好みそうです。

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そば前は慎ましやかに自家製お豆腐を。
メニューに前菜とサラダというカテゴリーがあったのですが、ほとんどサラダで、そば前的なものは乏しいです。
でも、この豆腐は本当に自家製らしい味わいで悪くなかったです。

おそばはやっぱり冷たいヤツでいきましょう。
職人の腕を知るにはそうじゃないとね。
天付にしました。
日本人の女の子に「天先にして」と言ったところ、これが通じず、天先の意味を説明。
「お客さん、お詳しいんですね」
「ハハ、僕は日本ではソバザムライと言われてるんだよ」などと旅先をイイことに、出まかせを言ってみたり。

天先OKでした。
ちなみに、そばを打つのは高橋名人の下で修業した人。
ということは、狭山翁の弟弟子ですね。

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天先OKなら、日本酒もいきましょう。
こちらでは日本酒ソムリエがアドバイスをしてくれます。
キャリアウーマン(死語w)風の美人ソムリエさんです。
おすすめは概して大吟醸風のスキッと切れ味あるお酒。
自分の好みはジト〜とねばりつくような甘味のあるお酒なんで、ちょっとズレがあって、最初にお味見したお酒は自分的にはNG。
次も同じようなタイプだったので、こりゃいつまでやっても平行線だなあと思って妥協しました。
それが九郎左衛門裏雅山流。
山形のお酒。
山形なら良いかなと思ったということもあります。

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天麩羅盛合せ。
驚異のハイレベルでした。
海老天は今年食べた中で断然トップ。
海老天で感動するということはあまりないですが、感動しました。
衣サクサク、中身はぷりぷり。
何という海老でしょうかね。
すごく甘かったです。
野菜は根菜中心でした。
揚がり具合はやはり良かったです。
お見事の一言に尽きます。

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いよいよそばです。
受け皿無しのざるだけで出てきました。
食べ終わって、ざるを持ち上げてみたのですが、水が1滴も滴ってなかったです。

良い香です。
もしや夏新?
ロンドンでこの香を嗅ぐことになろうとは。
感慨深いことです。
二八でしょうね。
ロンドンですから、水も空気も違うでしょう。
それを思えば、立派に打ち上がったおそばだと思いました。

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つゆはあっさりタイプ。
あんまりかえしを寝かせてないようです。

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蕎麦湯も出ました。
今風の濃厚な蕎麦湯。
うれしい。

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                  ほうじ茶

デザートはどうしますか?
メニューを見て、これと言ったものが無かったので、日替わりを頼みました。
これが失敗。
日替わりの確認をすべきでした。
京菓子あたりが出るのかなと思ったら、何とかき氷でした。
しかも、見たこと無いような巨大かき氷です。
9月初めのロンドンの気温は20度前後。
それで氷とは。
完食しましたよ。
頑張って。
脳血管の手術をしてから、頭痛とは無縁になったのですが、久しぶりに頭が痛くなりました。
参りました。

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                チョモランマw

今回は寿司は食べませんでしたが、カウンターに座ったので、見るともなく目に入ってきました。
相当レベルの高い寿司です。
ネタも豊富でかなり良い物を使ってるように思いました。
握るのは日本の職人さんですが、助手はイギリス人の女の子。
この二十歳そこそこにしか見えない娘っ子が意外にも良い仕事をしてました。
包丁さばきはなかなかのもので、刺し盛を一人で作っちゃいます。
細巻きを作らせても手際よく、バーナー片手に炙りなんかも何のその。
年齢的にそんなに長く修業してるとは思えないだけだけに、習熟ぶりに驚きました。
至近距離で顔はさすがに撮れなかったので、手先だけアップしましょう。
きれいな指ですよね。w

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ちなみに握りは、8貫で27ポンド≒4000円、15貫だと50ポンド≒7300。
L字カウンターで自分の斜交いに座ってた金城武似の中国男性が15貫を注文したので、制作過程をつぶさに見ることができました。
実に見事な握りで、日本でも都心で食べたらお値段はそんなに違わないだろうなあと思われました。

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お店の公式サイトには、「レストラン円は、手打ち蕎麦をご提供する本格日本食レストランで」、「蕎麦の他にも、寿司、刺身、天ぷら、炉端焼き等のお食事もお楽しみ頂けます」と書いてあります。
炉端焼きの設備もあるんですね。
気が付きませんでした。
その他は目と舌で確認済み。
これまで記事にしてきたようなB級グルメのお店とはワンランクもツーランクも上のA級レストランと言って良いでしょう。
実態と食い違っている営業時間の表記と酒の品揃えが自分の好みとズレてるのが難点ですが、また再訪問しても良いかなと思います。
次はぜひ15貫に挑戦したいですね。
ご馳走様。
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伝統のパイ料理店、食べ比べ。

2018/09/17 11:45
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ロンドンに来たら、日本では食べられないイギリス料理を食べておきたい。
その筆頭はパイでしょう。
日本ではパイ=スイーツのイメージが強くて、ミート系のパイを提供してるのはごく限られた専門店だけです。
アイリッシュパブなどに行っても、たいていパイはありません。
そこで「ロンドン パイ」で検索して、近場のお店に行ってみることにしました。

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            嫌々掃除してる感じのレゲエ


最初に訪れたのはロンドンの北の玄関口キングズ・クロス駅のすぐ東側のCaledonian Rd にある Piebury Corner というパイ屋さん。
日本で言えば、上野駅の浅草口を出てすぐといった感じです。
上野には失礼ながら、一帯の場末感も似てるかも。

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開店前に下見に寄ったところ、店頭に食べログならぬ tripadvisor の certificate of excellence なるステッカーが貼ってありました。
へえ、似たようなことをやってるんだねえ。
道路の反対側に渡って様子窺っていたら、レゲエ風のおニイちゃんが出てきて、かったるそうに店先の掃除を始めたので、何となく嫌な予感。
う〜む。
「でも、パイはどうせどっかから仕入れてチンしてるだけだろう」
と、思い切って入ることにしました。

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  この後ろ姿はオバちゃんじゃなくて、キュートなおねえさん


出迎えてくれたのはお世辞にも品が良いとは言えないオバちゃん。
テーブルにお昼のセットメニューのメニューを置いて、「お飲み物は?」
悩んでたら、選択肢をいろいろ挙げてくるので、珍しいラズベリージュースを頼んでみました。

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でも、これは失敗。
パイに合いません。

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目当てにしていたのは、伝統のキドニーパイ。
でも、ランチセットにはありません。
訊いたら、一応できるそうで、追加代金はかかるけどOKということでした。
後で調べたところ、数年前までキドニーパイをメニューに載せていた行きつけのパブ2軒は両方とも提供をやめてしまったようで、メニューから消えていました。
今やイギリスでも希少な存在になってるんですね、キドニーは。

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パイはマッシュポテトといっしょに出されます。
これはフィッシュがポテトフライといっしょに供されるのと同じで、定番の付け合わせです。
そして、葉っぱ型?に成型するのがまた定番。
日本でも、そばがきを葉っぱ型にして提供するおそば屋さんがあるのを思い出して、面白く思いました。

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久しぶりに食べるキドニーパイ。
正確にはステーク&キドニーパイ。
う〜ん、美味しいとまでは言えないような。
グレービーがちょっと物足りないなあ。
ローストビーフの時の深みのある味が印象に残っていたので、どうしても比較しちゃいます。
レゲエが作ってるんだろうか?

他に、オバさんのすすめで、グリーンピースやニンジンを頼みましたが、これは余計でした。


                  



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満足できなかったので、帰国する日に別の店で再チャレンジです。
今度は場末ではなく、商業地区のど真ん中、オックスフード・サーカスのすぐ近くのお店 Mother Mash。
イギリス流「おふくろの味」かな。

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立地に反して、お世辞にも小ぎれいとは言えないお店ですが、雰囲気はキングズ・クロスよりずっとまし。
客層的には、場所柄、観光に訪れた外国人が多いようです。
テイクアウトもやっていて、そちらの利用者は近所の商店の売り子さん達。
常連が多い感じでした。

接客は元気の良い若い女の子。
看板娘ですね。

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         歴史を感じさせるくたくたのメニューw


メニューはやっぱりセット物メインです。
セットですが、マッシュ・ポテトやグレービーをカスタムできるのがうれしい。
今までいろいろなお店でパイを食べてきましたが、そういう気の利いたやり方をしているのは初めてです。
マッシュはチーズ、グレービーはオニオンにしてもらいました。
そして、サイドにグリーンサラダを追加。
食べる前から、勝負あったと思いましたね。

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パイは、残念ながらキドニーの設定が無かったので、「日替わりのステーク&エイルも良いわよ〜」という看板娘のアドバイスに従って、素直にそれを頼みました。
けっこう定番的なヤツですけどね。

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            ビールの背景に写る看板娘


ランチでしたが、移動日だから飲んじゃえ、とドリンクはビールを。
ロンドン・ラガーとメニューにあったので、面白いと思って頼んだら、
「今切らしてるんで、カムデンで良い?」
「もちろん」
日本なら、「東京ビールを切らしてるんで、池袋ビールで良い?」
みたいなもんでしょうかね。w

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食べてみて、「おふくろの味」の勝利を確信しました。
何んと言っても、グレービーが良いです。
チーズのマッシュも良い。
葉っぱ型じゃないけど。
パイも小ぶりながら、蓋なんかいかにも手作りっぽくて、良い感じ。
圧勝です。
これで日本に帰れる。(笑)

でもね、今度来る時はローストを食べたお店の“パイルーム”に行ってみたい。
そうすれば、ロンドンのパイ通を名乗れるんじゃないかな。
ダメか?
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ロンドン最古の北インド料理店

2018/09/16 01:06
こちらも名店にして、自分がひいきにしているお店です。
通算2年半のロンドン生活で訪れた断トツベストのカレー屋さんです。

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今回は1人だし、中華で凝りて、カレー1品にピローライスしか頼みませんでしたが、スルーしたくないです。
味は保証します。
行ってください。
お店の回し者ではないですよ。w

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ロンドンのインド料理店に入ったら、ドリンクはコブラ。
ロンドンではどこでも売ってますが、日本では見かけないですね。
葛西とかにはあるんでしょうか?

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ここで感心するのは、肉とカレーの関係。
日本だと、カレーの具として肉が入ってますけど、ここは肉の塊にソースとしてカレーをかけてる感じ。
ロンドンの他のお店でそういう感想を抱いたことは無いですから、やはりこのお店のセールスポイントと言って良いでしょう。

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この日はバターチキンとピローライスを頼みました。
東村山のイッルミさんの元マスターが、「自店のメニューで一番好きなのは何?」と尋ねて、「バターチキン」と答えたのが頭に浮かんだので。w

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立派な鶏ももが2つ。
タンドリ風に焼いてあります。
美味しいチキンです。
これだけでお腹がかなり満たされます。

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ピローライスは、例の中華屋ほどじゃないけど、1人には多過ぎ。
ソース的位置づけのカレーが足りないぐらいの量でしたが、頑張って完食。

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デザートにKulfiなる「インドのアイスクリームのマンゴー味を。
これもイケました。

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              インド系上司とOL?w


いやあ、美味かった。
カレーは酸味、辛味、旨味、全部強く、要するに、美味しい。
強いて言えば、酸味が特徴ですかね。
良いお店です。
デート利用のカップルもたくさん来てます。
むしろ、カップルが主流かも。
インド系の人も多い。
ここを知ってる男はモテますよ。(笑)
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ロンドンの日曜日:サンデー・ロースト

2018/09/15 19:01
その昔、イギリスの日曜日は“dull and dreary”だと評した本がありますが、今もそれは概ね当てはまります。
特に午前中はひどい。
有名なストリートにも人影無く、それに面した大手のデパートも扉を閉ざして沈黙です。
日本では考えられない光景です。

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そんな「物憂く、殺風景な」イギリスの日曜日で、唯一の救いは「サンデー・ロースト」です。
日曜日の昼にローストした肉を食べる習慣があるんですよ、イギリスには。
今もそれは健在。

ロンドン1の、と言うことは、たぶんイギリス1の人気店に行ってきました。
たまには未訪問店も行かなくては。

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気合を入れて、開店前に行きました。
と言っても、3分前ですけどね。
店頭には少数ながら、開店待ちの人の姿がありました。
さすが人気店。

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このお店は1階がパブ、2階が「パイ・ルーム」という名の伝統料理のレストラン。
2階にはテラス席もあって、そこも人気の所以かな。

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日曜はスタッフが少ないせいか、基本的に1階のパブスペースに案内するようです。
別に不満を言う筋合いはありません。

スタッフは大方地元の人っぽいですが、1人アジア系のお姉さんがいました。
それがクリスの親友のまーちゃんにクリソツ。
クリスへのお土産話のネタにこっそり撮っちゃおうとしたら、つねにフロア全体への気配り怠り無い彼女の目線にばっちり捉えられ、バレバレ。w
笑ってごまかすしかありません。

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適度な待ち時間の後に供されたローストビーフはまさに伝統料理。
日本じゃ、レアっぽさを強調した低温ローストに非ざるはローストに非ずみたいな風潮がありますが、レアっぽさの欠片もない、じっくりと火を通して肉汁をジュワ〜〜を滲ませたローストでありました。
お値段からして、大した肉は使ってないと思いますが、バサつき無く、柔らかく、グレービーも濃厚で、これぞイギリス風ローストビーフという味わいでした。
やはり只者ではないです。
良いグレービーというのは、翌日良くないグレービーを味わって、改めてよくわかりました。w

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付け合わせは野菜とヨークシャープディング。
野菜は肉の下に隠れてますが、けっこうな量がありました。
緑の葉っぱは何じゃらほい。

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ヨークシャープディングは有名ですね。
日本でのプディングの概念とあまりにかけ離れてるので、よく話題にされるものです。
凹型のクリーム無しシュークリームみたいなもんです。
味はシュークリームのシューだけ食べた時と似ていると言えば、似ているような。w
濃厚なグレービーのお口直しなんでしょうかね?
でも、これを食べないと、ローストビーフを食べた気にならないというぐらい、大事な付け合わせです。

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後先になりましたが、ドリンクは久々のビター。
最近は、ビールに関しては、ギネスかラガーしか呑まないので、何年も呑んでませんでした。
何しろ、未だに常温で出てくるんですから。
まあ、しかし、伝統のお食事ですから、ドリンクもクラシックなものを。
常温のビールなんて、ぐびぐび呑めるもんじゃありません。
お昼ということもありましたが、ドリンクは1パイントで済みました。w

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質量ともに納得の伝統料理。
満足のサンデー・ランチとなりました。
ご馳走様!


追記:店名を書き忘れました。Windmill Mayfair です。
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9月1日にリアル避難

2018/09/14 18:48
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学生時代からのお馴染みのノース・シー・フィッシュにも行きました。
イギリス名物フィッシュ&チップスの名店です。
F&Cは、そもそも大衆料理ですから、名店と言っても、格式ばったところは微塵も無く、お客さんのほとんどは近所の常連さんたち。
皆さん、普段着でくつろいでる感じです。

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                  Before


日本人も少なくありません。
昔からロンドン紹介本には必ずと言って良いほど出てますからね。
この日も自分の隣は日本人の短期留学生でした。
「昨日も来たんですが、美味しいんでまた来ました」と言ってました。
日本人の口に合うんでしょうね。
他人ごと見たいな言い方ですが。w

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さて、魚はいろいろですが、ノース・シー・フィッシュ、つまり北海産の魚ですから、日本の北国の魚種に似ています。
画像は各テーブルに置いてあるテーブルマットですが、どうですか?
あんまり食欲を促進するような効果は無いですよね。
メニューにはこの他に、鯖とか鱒とか海老なんかも並んでます。

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「お飲み物は?」
「ビールで」

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        付け合わせは、どう見ても、しょぼいw


前菜はイギリス風の独特の燻製が美味しい鯖を頼みました。
これは林望氏のベストセラーで紹介されて多少は知られるようになったイギリスの伝統料理ですが、F&Cに比べると、依然知名度は低く、イギリス人も食べなくなったか、スーパーで見かけることも少なくなりました。
見映えはいまいちながら、自分とっては、自炊していた時、これをおかずにして白いご飯を食べたもので、思い出の一品です。
どういう処理をしているのでしょう。
骨も残ってますが、全然気にならないぐらいに柔らかいです。

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メインはコッド・フィレ。
F&Cのフィッシュは通常はこのコッド・フィレつまりタラの衣揚げです。
いろいろ食べましたが、やっぱりこれが一番だと思います。
良質のタラは日本でも獲れますし、日本料理でも揚げ物は主要な調理法の一つです。
なのに、どうも日本のF&Cはイギリスの味には及ばない。
本場の強みなんでしょうねえ。

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この日のコッドは身が反り返っていて、白身を上に置くことができなかったようです。(笑)
側面を下にして立てたような置き方になってました。
それではカットできません。
通常と逆ですが、皮を上に置き直して食べました。(トップ画像)

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味付けは、テイクアウトだと、塩とお酢になりますが、レストランだとタルタルが添えられます。
やっぱりタルタルが良いですね。

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チップスも美味しいです。
ポテトの味がしっかりしています。
なので、ケチャップなんか付けないで、塩だけか、せいぜいお酢を振る程度が望ましい。
この日は端っこなのか、芋が小さいのか、短い切れ端が多かったですが、味は上々でした。

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白ワインを追加。
1人ですから、グラスです。

この日は窓際の席でした。
ふと外を見ると、テイクアウトのお客さんたちが上の方を見上げて、何やら話してます。
「??」
2分ぐらいしてからですかね。
突然、マダムが「皆さん、外に出てください!」
と、慌てた様子。
「何だ、何だ?」
皆さん、直ちに席を立ちました。
自分は来たばかりのワインに口を付けてなかったので、とりあえず立ち上がったものの、外に出る前にワインを一口。

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                   After


火事でした。
上の階がフラット、日本風に言うと、アパートになっていて、その1室から出火したのでした。
消防署は歩いて3分ぐらいと至近なので、消防車がすぐに到着。
はしご車まで来ました。

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幸いボヤ程度で済んだ模様で、レストランが水浸しになるほどの事態にはなりませんでした。
しかし、食事途中での避難でしたから、中には食べ損ねた人もかなりいたはず。
自分はちょうど魚を食べ終わったところだったため、チップス半分とワインは摂取し損ねたものの、被害としては僅少でした。
そして、もちろんお支払いはナシ。
それにしてもねえ。
奇しくも日付は9月1日。
日本では全国津々浦々で避難訓練が行われたことでしょう。
そういう日に異国の街でリアル避難を体験することになろうとは。
記事へ驚いた ブログ気持玉 21 / トラックバック 0 / コメント 4


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