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zoom RSS 多摩で最古参の「吉田のうどん」のお店 羽だ@西東京市田無町

<<   作成日時 : 2017/08/31 23:07   >>

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元は居酒屋さんだったそうです。
「南の方」(田無の南口ということ?)で商いをしていたところ、立ち退きで移転を余儀なくされ、北口の今の場所に移転。
一念発起して、出身地のご当地グルメである「吉田のうどん」のお店を始めることを決意したとのこと。
15年前のことだそうです。
当時はまだ「吉田のうどん」は認知されていなかったらしいです。
そうでしょうねえ。
ご主人は未だにその認知度については半信半疑のご様子で、自分が「吉田のうどん」のことを話題にしたら、すごくうれしそうでした。

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先走りました。
訪問したのは、平日の13時。
ランチタイムが終わった時間帯で先客一人。

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お店に入って瞬間的に感じたのは、うどん屋さん的じゃないなあということ。
誰がどう見ても、居酒屋さんです。
しかも、個性的なオヤジさんがワンマンで切り盛りしてる居酒屋さん風。
インテリアなのか、実用なのか、フォークギターあり、意味不明のフラフープあり。
空気が昭和30〜50年代。
たぶん、移転前の居酒屋さんが昭和の創業だったんじゃないでしょうか。
その雰囲気にいささかたじろぎましたが、先客に制服姿のOLさんがいたので、普通にランチ営業なんだろうなあと安心しました。

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メニューは昼がうどん屋、夜が居酒屋なのかしら。
うどんメニューに「肉うどん(もり)」というのと「天付もりうどん」というのが並んでたので、「肉うどんを天付でできますか?」と訪ねたところ、ご主人がフリーズ。
気軽に訊いたこっちもフリーズ。
気まずい。
これは気まずいですねえ。
「無理なら良いです、肉うどん(もり)で」とわざとらしくにこやかに言って、座を和ませました。

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でも、落ち着いてよく見ると、居酒屋メニューらしき貼り紙に「野菜天」とか「天ぷら盛り合せ」とか書いてある。
んじゃあ、天付がなんでできないの?
「野菜天を単品でできませんかね?」と訊いたところ、
「時間がかかるけど」という条件付きでOK。
失礼ながら、こんな調子でよく15年続いたなあと思いました。

しかし、うどんはしっかりしてました。
「吉田のうどん」を名乗って何ら問題ないちゃんとしたうどんでしたよ。
要所は抑えてます。
弾性にはやや乏しいけど、剛性はなかなかの強いうどん。
武蔵野うどんのごわっとした手繰りにくさに比べると、ずっと滑らかなつるつるうどん。
富士山周辺で食べた本場物と比べて、何ら遜色の無いうどんです。

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トッピングには「吉田のうどん」のアイデンティティーの茹でキャベツに加えて、茹でにんじんも。
つけ汁は正統「吉田のうどん」には無い武蔵野的な肉を頼んだのですが、これも「吉田のうどん」のアイデンティティーである辛味を加えることで、俄然「吉田」化します。
辛味の壺を出してくれなかったので、ご主人に「辛味もらうよ」と自分でカウンター上の壺を取ってきて使ったら、そう、この時ですよ、「吉田のうどん」を知ってるんですねえとご主人が反応したのは。

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こちらの褒めるべきところのナンバーワンはうどん湯でしょう。
「茹で湯ですけど」と謙遜してましたが、有り難いことです。
頼めば出してくれる東村山の新店のようなところもありますが、頼まないでも漏れなく出してくれるお店は他に知りません。
これはご本人がうどんを好きで食べてるからできる心遣いでしょう。
評価したいですね。

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天ぷらも本格的。
武蔵野うどん店の敵ではありません。
やはり居酒屋さんです。w

「うまい! 東京の吉田のうどんのナンバーワンだ!」(これはマジでそう思いました)、と酔ってもいないのにリップサービスしたら、ご主人、両の掌を合わせて、こちらを拝んでました。
何回も。
握手の次は合掌かあ。
りう、仏になる、の巻き。
ご馳走様でした。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
面白いというか、やり難そうなオヤジさんのお店でしたか。
吉田うどんのことは僕はよく知りませんが、きっとプライドがあるのでしょうね。
「なに?肉盛りを天付で?」と言われて、「何を言うか、この素人が」と思ったのでしょうか?(笑)
それが辛味噌と、りうさんの「いよっ、東京一!」の褒め言葉で一瞬に態度を変えて喜ぶとは、もしかしてこのオヤジさん本当は下町生まれの江戸っ子じゃないですか?
お昼はランチ、夜は居酒屋という兼業は最近増えていますね。
最初はどうなることかと思いましたが、本場ものと遜色のないうどんで、しかも天ぷらも美味しかったようだから、行った甲斐がありましたね
握手合掌と続けば、次はきっとロシア式のキスでしょうね

2017/09/01 10:01
  こんにちは。

 最初は、気まずかったのに、最後のほうで、合掌とは、「りう」さんの人となりがわかったんでしょうね。
amefurashi 2899
2017/09/01 12:56
達さん

新潟から帰ってきました。
今回はグルメに関しては、残念ながら、収穫が乏しかったです。
「吉田のうどん」も、武蔵野うどん同様、地元の家庭料理だったのでしょう。
ご当地グルメ化したのは佐伯のようですよ。
地元出身のオヤジさんもお兄さんに連れていってもらって、初めて存在を知ったらしいです。
辛味噌のことを知ってる客は少ないんでしょうね。
それで出さなかったみたいです。
こっちで勝手にそれらしい容器を見つけて「これ、いただきますね」と言って使ったら、驚きかつ喜んでました。
江戸っ子ではないでしょうね。(笑)
天ぷらの出来具合から見て、居酒屋さんとしては認知されているんでしょう。
優先すべきお店が多いので、行く機会は無いかもしれませんが、ちょっと気になるお店です。
> キス
その前にハグですかね?
りう
2017/09/04 00:25
amefurashi 2899さん

吉田のうどんに限らず、出身地のご当地グルメを正当に評価してるらしい人はうれしいのでしょう。
でも、合掌はビックリですよね。(笑)
りう
2017/09/04 00:27
吉田うどん、ご当地グルメとしては若干認知度が低いですもんね
讃岐うどんを知らない人はいないと思いますが、吉田うどんそれに到底及ばずってところですもんね

ギターはまだ良いですが、フラフープは嫌ですね
なぜ?????って思いますよね(笑)

肉うどん天つきで固まっちゃいましたか?
こちらではあまり豪華に注文する人がいないんでしょうね
辛味噌でようやく本当の吉田うどんを知っていると分かって喜ぶ店主、なんか変なおやじさんって感じがしまてきます(笑)
ゆけむり
2017/09/05 07:55
ゆけむりさん

そうなんです。
まず、「吉田のうどん」なのに今だに「吉田うどん」と呼ぶ人が多いですから。(笑)
居酒屋さんですから、ギターの出番もあるでしょうね。
でもフラフープを使ったら、すべてのテーブルの料理が吹っ飛ぶと思います。
> 「肉うどんの天付き」って、自分はただ天ぷらを別皿で添えてくれれば良いぐらいに思って訪ねたのですが、難しい新たな種物でも想像したのかもしれません。
いやいや、一反木綿で武蔵うどんを感じるのと同じで、吉田のうどんは辛味噌がアイデンティティなんでしょう。
味的に大事な要素だとあらためて認識しました。
りう
2017/09/05 21:26
なるほど、吉田うどんではなく吉田のうどんと言うんですね
今まで意識した事ありませんでした
今後は吉田のうどんと言うようにしますm(__)m
ゆけむり
2017/09/06 06:17
ゆけむりさん

自分も最近まで「吉田うどん」と言ってました。
りう
2017/09/06 21:57

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