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zoom RSS 知々夫の山で初詣

<<   作成日時 : 2018/01/06 23:01   >>

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三峯神社へ初詣に行ってきました。
超人気の『白い氣守』が配布される元旦を避け、2日に前泊、3日にお参りというプランで。
もちろん、いつもの連れ(IT)といっしょです。w

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前日はのんびり出発して、お昼過ぎに秩父到着。
目当てのラーメン店に直行しましたが、長蛇の列で断念。
ランチは宿の近くの“道の駅あらかわ”で食べました。
あらかわの名は旧荒川村に由来します。

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あらかわに入っているレストランは近くにある石器焼料理の老舗、鈴加園が経営する鈴ひろ庵というお店。
ただし、石器焼はやってなくて、うどんが主要営業品目。

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鹿肉うどんとそばがきを頼みました。
鹿肉は硬いかなあと危ぶみましたが、柔らかく煮込んであって、クセもなく、うどんのトッピングとして、特に違和感は感じませんでした。

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うどんは予想よりはるかに美味しかったです。
手打ちではなさそうですが、全粒粉で打ったコシのあるうどんで、こういう観光地の施設で供されるものとしては上出来だと思いました。

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テーブル脇には小熊の剥製が飾ってありました。
鹿の肉に熊の剥製。
秩父は野生動物が豊かに生息しているようです(伏線w)。

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鈴ひろ庵さんはそば切りはやってません。
そばはそばがきだけ。
温かい汁に入ってるので、かけそばならぬ、かけそばがきということになりますかね。
この食べ方はアリだと思います。
行者にんにく(鈴加園さんのファームで栽培してるらしい)の醤油漬けが小鉢で添えられていて、それも(つけ汁として)試してくださいということでしたが、自分はかけ汁の方が合ってるように感じました。

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食べ終わったのは2時。
チェックインにはちと早い。
ちょっとだけ観光しましょう。
近場で短時間で行けそうということで選んだのは、浦山ダム。
ウィキによると、堤高は国内6番目ですから、大きなダムです。
ダムマニア垂涎でしょう。
ところが、残念なことに、年末年始は見学施設はお休みで(当然かw)、外側から見物することしかできませんでした。
それでも、日本6番目の威容は十分に実感できました。
下からしか見なかったんですが、怖いぐらいにデカかったです。

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さて、このたびの宿は民宿です。
茅葺きの宿で知られている“すぎの子”さん。
寒い季節なんで、ちょっと心配はありましたけど、寒い季節しか食べれない猪鍋を食べたくて決断しました。

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茅葺きはメンテナンスが大変だろうなとは思いましたが、思った以上に大変みたいです。
地元の職人さんはもう高齢で引退寸前なので、ご主人が自らその技術を修得し、次の改修からは自分で葺くんだそうです。

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スタッフはご主人の他に奥様と思しいご婦人、それにご主人の母上の3人。
食事は部屋食です。
お母様が、重い長手盆を持って厨房との間を何度も往復して、お膳立てをしてくれました。
何度も往復したのは、自分らがオプションをいろいろ頼んだから。
茶代を忘れていたことに気付き、慌てて包みました。

夕食の構成は、メインの猪鍋、ヤマメの甘露煮、岩茸の酢の物、煮物、自然薯とろろ、きんぴら、山栗甘煮、栃餅、ご飯、手打ちそば。
猪鍋はオプション。
スタンダードな夕食だと、鶏の鍋になるようです。
猪肉で設えた牡丹は見事でした。
味噌仕立てのスープも美味しかった。
雑炊にはしませんでしたが、ご飯にかけて食べました。

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この基本のセットに岩茸の天ぷらと岩茸ずしを追加しました。
デフォルトの酢の物と併せて、岩茸三昧です。w
岩茸もこちらの宿の自慢料理。
何でも、1800メートル級の山の岩肌に生えてるそうで、採りに行くのは命懸けでだそうです。

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お酒は岩魚の骨酒を。
お酒の銘柄は秩父錦でしょう。
武甲政宗と並ぶ秩父の銘酒です。

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栃餅は食事の途中で運ばれてきました。
揚げた餅にザラメ混じりの甘いタレがかかってました。

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そばは“お声掛り”にしてもらいました。
面倒な客ですみません。w
つなぎは山芋と卵白だそうです。
粉はそんなに細粉ではないと思いますが、つなぎ故か、ツルッツルの喉越し。
汁は甘さを排した素麺汁っぽい味でした。
2018年の初そばは田舎の家庭料理らしい素朴な味わいでありました。

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          土間に置かれた鍋用の白菜


実は、予約してしばらくしてから、オプション追加のために電話をしたところ、「そんなに食べられませんよ」と説得されてしまいまして。
でも、食べたいものは食べたい。
一歩も引かず注文を通したので、残すわけにはいきません。
ご飯が付くとは思ってなかったのは誤算でしたが、気合で完食しました。
ご馳走様でした。

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朝食はお正月バージョン。
お雑煮とミニおせちをいただきました。
他はいかにも民宿の朝食。

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お雑煮は山奥なのに海老雑煮。
これはもちろん彩のため。
海老が紅、お餅が白で、紅白ですね。
ちなみに、お餅はやっぱり揚げてありました。

実を言うと、重箱入りのおせちも頼もうとしたんですが、強く説得されて、泣く泣く諦めました。
でも、諦めて正解。w
前夜無理に詰め込んだせいで、ちっとも空腹じゃなかったので。

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県内唯一の茅葺きの宿。
料理は期待以上に質が高かったです。
接客もとても良い感じ。
現代のアメニティの基準からすると、ハード面での弱点が無いと言えば嘘になりますが、それを勘定に入れても、一泊の価値はあると思います。

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          境内には雪かきの跡が


2日目は朝から北風が吹き荒れ、雪が舞う荒れ模様。
平地の冬とは厳しさが違います。
まさかとは思いましたが、雪が積もり始めると厄介ですから、チェックアウト後、直ちに三峰神社に向かいました。
渋滞をある程度覚悟しましたが、道路の渋滞はまったく無し。
神社の手前で駐車待ちの列があったぐらい。
正月も3日ともなると、だいぶ空いてくるようです。

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ちょうど1時間で到着。
旧荒川村方面から見えていた雲もいつしか消え、晴れ間がちらほら見えました。
でも、寒さはやっぱり厳しい。
完全武装で鳥居を潜りました。

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三峰神社は埼玉有数のパワースポットとして有名。
“氣守”が人気なのも、そのためです。
本殿の前には触れれば氣を授かるという御神木も。
本殿に参り、御神木に参り、氣守を授かり、売店で土産を買って、ちょうど正午。

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秩父はそばの町。
すぎの子さんも荒川村時代の「そばの里」の看板を今も使っているぐらいです。
事前に正月も営業しているお店を検索して目星を付けておきました。
彩甲斐街道(国道140号)から南に折れて、ちょっと山に入ったところにある某そば店です。
ところが想定外の事態が。

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街道から細い道に入って、秩父鉄道の踏切を越えたところで、50メートル程先に動物の姿が見えました。
猫かなと思ったのですが、微妙に二足歩行っぽい動きをしています。
その動きは猫というよりむしろイエティ。
でも小さい。
??
クルマを停止して見ていると、小イエティが近づいてきます。
な、なんと、猿でした。
確認できただけで5頭いました。
山に食べ物が無くて、里に降りてきたようです。
住宅の陰から現れ、こちらが進みつつある道路を横切って、畑に侵入。
何やら落ちている物を口に運んでいました。
まさか猿の群に行く手を阻まれるとは。
秩父恐るべし。

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何とかカメラに収めようと猿にお付き合いしたせいかどうかわかりませんが、おそば屋さんに着いたところ、すでに営業が終わってました。

仕方無い。
そばはいつでも食べられますけど、猿との出遭いは千載一遇。
スルーするわけにはいきませんからね。
後悔の気持ちは起こらず、粛々と第二候補のお店に向かいました。

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そのお店はこれも秩父の名物豚丼のお店です。
たぬ金亭。
有名な野さかは味噌漬け豚使用ですが、こちらは豚角煮を使った丼です。
たぬはたぬきの略のようで、揚げ玉がまぶしてあります。
ITは小盛り、自分は中盛りにお肉プラス。
普通に美味しい角煮丼でありました。

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さて、そろそろ帰りますか。
Uターンの渋滞に巻き込まれたくない。
でも、あと1ヶ所だけ寄りたいところがある。
良いかな?
ITのお許しを得て、ちょっと遠回り。
寄り道先はイチローズモルトの醸造所、ベンチャーウィスキー。
ここは極限られた数の見学者しか受け入れしていないし、そもそも正月はお休みなんで、外から眺めるだけですけど。
同じ想いの人は少なくないようで、到着してみると、大型バイクの2人連れが写真を撮っていました。
先客が去るを待って、こちらも記念撮影。
秩父山地を借景に、なかなか素敵な写真が撮れました。
これで予定はすべて終了。
渋滞必至の関越を避けて、正丸峠経由で家路に着いたのでありました。

長くなりました。
これでお仕舞いです。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
お正月は初詣を兼ねて秩父の民宿に一泊ミニ旅行でしたか。良い選択でしたね
鈴広庵広のうどんは如何にも固そうで美味しそうですね。民宿のお蕎麦よりおいしかったのじゃないかとつい想像してしまいます。
秩父はもう開発し尽くされたのかと思っていましたが、こういう茅葺の農家が残っているのですね。
素朴ながらもたくさんの品数が並ぶ夕食のテーブルが、如何にも豪華に映りますね。
奥さんが食べられませんよと仰る気持ちも分かりますが、滅多に来ないのだから食べたいものは食べたいですよね。
鶏肉を猪肉に替えられた牡丹鍋もナイスです。
そちらも味噌鍋だというのが意外でした。
本場丹波篠山のしし鍋も味噌なんですよ。
願わくは奥さんの拒否の姿勢を押してお重もいってみたかったですね。
秩父のお重の中身は興味があります。
浦山ダム、コンクリートの厚さからその威容が想像できます。
大関東の水を賄うダムの一つだということがよく分る写真です。
良い時間を過ごされましたね


2018/01/07 15:49
達さん

猪鍋を食べたくて、県内の店を検索したことが発端になりました。
お店じゃないですが、こちらの民宿が評判が良いようなので、泊りがけにしようか、泊まるなら奥秩父まで行けるから、三峯神社にお参りしようか、ということになった次第です。
神様に叱られそうですが、猪鍋在りきというわけです。
鈴ひろ庵のうどんは、ごつい武蔵野うどんを食べつけている自分にも、物足りなさを感じさせないしっかりしたものでした。
専門店のそばが食べられなかったのは残念ですが、ちょっとした埋め合わせになりました。
茅葺きの宿は県内ではここだけだそうです。
茅葺き職人の後継者がいないということも関係しているでしょうね。
できるだけオリジナルの状態を残そうとしているらしく、外見だけでなく、内側も昔のままで、趣がありました。
そんな宿に泊まれたのは得難い経験です。
料理も岩茸や栃餅など、他では食べられないものがいろいろあって、満足度は高かったです。
手打ちそばと白いご飯が同時に出るというのはちょっとやり過ぎのようにも思いました。
猪鍋は他で食べたことがないので、わかりませんが、関東は味噌仕立ては主流じゃないのでしょうか?
秩父は、山間の地によくあるように、味噌も名産のようで、それで使ってるのかなあと思いました。
おせちは持ち帰り前提で頼めば良かったかなあと後悔めいた気持ちになりました。
何しろ簡単にはリピートできないですからね。
お正月となると、なおさら。
荒川水系も首都圏では治水上重要だそうで、秩父盆地にはダムがいくつもあります。
160メートルは黒四を別とすると、トップクラスなんですね。
そんなすごいのが秩父にあるとは行って初めて知りました。
猪目当ての遠征でしたが、望外に収穫のある旅になりました。


りう
2018/01/08 18:58
  あけましておめでとうございます。
旧年中は、お世話になりました。
本年もよろしく。

 今年も競馬、泣き笑いが始まります。
amefurashi 2899
2018/01/08 23:08
amefurashi 2899さん

こちらこそよろしくお願いします。

「泣き笑い」ですか?
「泣き」が無いと良いですね。
りう
2018/01/08 23:53
秩父にこんな素敵な民宿があるんですね。猪鍋と蕎麦を目当てに一度泊まってみたいです。
今年も宜しくお願いします。
keiむさしの
2018/01/14 11:11
keiむさしの

Keiさんも秩父に行かれたようですね。
そばの里ですから、おそば屋さんも行きたかったのですが、マークしていたお店は3が日に営業してなくて、果たせませんでした。
来月も行く予定なので、今度は行けるかな。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
りう
2018/01/19 21:40

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