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zoom RSS 阿波路、讃岐路、ひとり旅F

<<   作成日時 : 2017/06/12 23:17   >>

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3日目は特急うずしおでうどん県香川に移動です。
実態は、帰りに途中下車して、うどんランチを食べようとしただけですけどね。

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うどん県を自称する香川の本場の讃岐うどんはやはり食べておきたい。
香川は初めてではありませんが、まだ名の通ったお店でうどんを食べたこと無いんですよ。
讃岐を知らずしてうどんを語ることに、いつも一抹の後ろめたさを感じているものですから、そういう引け目から解放されたいというのがホンネ。

目指すは日の出製麺所。
坂出の超有名店です。
坂出にしたのは、もう一軒兵郷(ひょうごう)という渋いセルフ店が近くにあって、はしごが可能だから。

事前に2軒をはしごする所要時間を概算し、利用する路線の乗り換え、乗り継ぎの時間を、あたかも松本清張の登場人物のように綿密にチェックし、完璧な計画を立てたつもりでした。
ところが、ところがですね。
うずしおが高松の手前で立ち往生してしまったのですよ!

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        心配そうに前方の様子を見つめる人たち


最初は「信号が赤なのでお待ちください」みたいな案内でした。
でもなぜ赤なのかわからないらしい。
運転手が信号機まで歩いて見に行ってもわからない。
わからないのに運転再開はありえない。
それで、技術スタッフが来るのを待ち、さらに作業が終わるのを待ち。
結局、運転再開まで1時間05分かかりました。

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          駅待ちのお爺ちゃんは待ちくたびれて


あのねえ。
日の出製麺所の営業時間は11時半からの1時間だけなのよね。
それに合わせて、指定券買ったのよね。
営業時間相当の遅れじゃ、うどん食えないだろうが!!
ガオー!!

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でも、不可抗力っていうヤツですからね。
責めるわけにはいかない。
JR四国の皆さん、懸命に対処してくれてるんですから。
武蔵野うどん命の自分には、本場の讃岐うどんは元々ご縁がなかったのかと気持ちを整理することにしました。

ということで終わっていれば良かったんですがね。
後が悪い。
車掌さん、「指定席の変更は高松駅でお申し出ください、接続のマリンライナーは次のうずしおの到着まで待ちますので、変更手続きの時間は十分にございます」というようなことを仰る。
「変更手続きの時間は十分にある」のなら、マリンライナーとのぞみの指定席の変更をして、日の出の閉店時間ギリギリになるけど、イチかバチか途中下車してみるか。

賭けですね。
すべては、「指定席の変更をする時間が十分にございます」が前提です。
急いで改札を出て、みどりの窓口で指定席変更。
「何とかなった〜」とホームに戻ると、何と、何と、何と、待ってるはずのマリンライナーは影も形もありません。
「へっ!?」
精算窓口のスタッフに訊くと、「たった今、出ました」。
何それ?
平常心でいることに困難を感じました。
だって、窓口のおっさん「出ました」と言いながら、笑ってるんだから。
自分がどういう立場かわかってるのか?
1時間以上待たせた客に対する態度じゃないだろう。
(書いてて、また怒りがこみ上げてきました。もちろんこれが第3の、そして最悪の苦難です。

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しかし、もう指定席は変更しちゃったし、坂出で降りるしかありません。
降りたのが日の出の閉店5分前。
間に合う!?
ダメ元で、タクシーに事情を話し、飛ばしてもらいました。
運転手さんは「日の出は混んでるの行かないけど、うどんは毎日食べてますよ」とのこと。
そうなんですねえ。
「もし日の出がダメなら、運転手さんのおすすめのお店に連れて行って」、「了解」、ということになりました。
運転手さん、頑張って細い抜け道を通って、普通に行けばお店と反対側になるところを、お店の前に着けてくれました。
閉店時間の12時半ちょうどです。
ダメだった場合を考えて、荷物をタクシーに残して急ぎ引き戸を開けると……

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「お一人様ですか?」
間に合ったあ〜〜〜!
花番さんが碧眼の西洋美人だったのにビックリしてる暇もなく、タクシーに戻って「間に合いました、有り難う」と荷物を引き取り、再度お店に入って注文です。
でも、ドタバタのせいで、事前に考えていたことはぜんぶ頭から飛んでました。
咄嗟に出た言葉は「冷たいのを中で」。
他にもいろいろ頼みたかったんだけど。

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適当に席を探して、写真を撮ってると、うどん到着。
こちらは薬味のねぎさえセルフ。
細ねぎが置いてあるので、自分で鋏で切って乗せるようになっています。
出汁はぶっかけ用を使いました。

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                これもセルフw


他には残り物のちくわ天を一つ。
まあ、何とか、格好がつきましたかね。

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うどんは、さすが、美味い!
順調だったら食べられたはずの限定100食の“讃岐の夢”は食べられませんでしたが、それでも美味い。
コシが抜群ですね。
感激。
小麦の香はイマイチですが、そんなことどうでもイイと思える、素晴らしい食感です。

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お出汁も素朴ながらうどんに合ってる。
このうどんにはこの出汁でしょ、みたいな感じ。
予想したより、薄口醤油っぽくはなかったけど。
自分の地元の讃岐系のお店のことが頭に浮かびましたが、それともやっぱり違います。
来て良かった。
間に合って良かった。
タクシーに感謝です。
大感謝。

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             後ろの席は片付け完了w


しかし、時間厳守と言うか、こちらが食べている隣で、店員さんがどんどんテーブルを片付けていきます。
営業時が終わって食べてるのは困るのよね、という感じです。
それがまた良いのかもしれませんね。
客に媚びない。w

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おみやげを買いました。
“さぬきの地粉生うどん”と“究極のさぬきうどん”。

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地粉は食べ損ねた100食限定と同じもののようです。
究極の方は店で食べたうどん。
さっそく食べましたが、家で小さい鍋で、しかも茹で時間適当だと、お店の再現は無理。
やはり現地で食べてこそです。

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店を出て、店舗の写真を撮り、人心地ついたら、2軒目です。
歩いて数分のはずなので、タクシーには頼りませんでした。
地図を見ながら、路地を入って、うろうろ。
なかなか辿り着けません。
しもた屋の戸口に立っていたご老体に道を尋ねると、返事はありませんでしたが、歩き出したところをみると、どうやら案内をしてくれるらしい。
しばし歩いて、角まで来ると、急に能弁になり、「あの突き当たりを左に曲がって、すぐに右側にすごく細い路地が見えるからそこに入って、その先だから」ということを、身振り手振りを交えて、一生懸命教えてくれました。
特に「すごく細い路地」のところは何度も何度も。
ご親切に心から御礼申し上げます。
愛想が無いとか思ったりして、ゴメンなさい。

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お爺さんのご案内通りに歩いて、細い路地に入っていくと、細いのに人影がやたらと行き交いしているのが見えてきました。
どうやら、目指す“兵郷”さんのようです。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
電車が1時間止まっちゃったんですか
これは厳しいですね
タイトな予定を立てている時は尚更ですよね
更に変更手続きの時間は十分あると言いながら電車は出発ですか?
これは腹が立ちますよね
本場の讃岐うどんは美味しいですよね!
画像のうどんもエッジが立っていて実に美味しそうですね

お土産で買ってきたうどんは再現は無理でしたか
コシはあったんでしょうか?

りうさんにお奨めがあります
「ぼくの玉手箱屋 讃岐うどん」で検索していただき、yahooショッピングでヒットした8人前850円のうどん
これが5が付く日や11日や22日のぞろ目の日に安くなります
騙されたと思って是非一度ご賞味いただきたいです
茹で時間17分と長めですが、コシがあってかなり良い線いっています
自分はその麵で武蔵野風うどんを楽しんでいます
気が向いたら是非!
ゆけむり
2017/06/13 08:54
やはり四国に行けば本場の讃岐うどんは欠かせませんね。
それにしても今回は四国人との人間関係で怒ることしばしばでしたね(笑)
それでも何とかアクロバットのような危うさながら初志を全うされて、あまつさえ讃岐うどんのはしごまでされるとは、誰かの所業に似て来たような親近感を覚えます。
本場で讃岐うどんを食べると、巷の讃岐うどんとはちと違うということがよく分かりますでしょう?

2017/06/13 13:45
ゆけむりさん

とんだ災難でした。
でも、今落ち着いて振り返ると、ドラマチックだったなあと。
思い出を楽しむ余裕が出てきました。(笑)

讃岐は見た目も良いですね。
きりに揃えて、捻りを入れて。
真似できません。
エッジが見事ですよね。
ねぎをかける前に撮影すれば良かったとちょっと悔やまれます。

茹では難しいですね。
そばもうどんも。
やっぱりきれいなエッジは再現できないし、食感もちょっとだらしない感じになってしまいました。
以前、るみばあちゃん(池上製麺)の半生うどんをよく買って食べたのですが、その時はけっこううまく茹でられたんですよね。
生より半生が素人向きかもしれません。

おすすめのうどん、買ってみますね。
17分は日の出とほぼ同じです。
はたして上手く茹でられるか?w

武蔵野うどんということは肉汁ですかね?
自分も最近食べてないんで(ぶっかけとかは食べてますが)、久しぶりに食べたくなりました。
りう
2017/06/13 21:53
達さん

さんざんでした。
でも、それを補って余りある、良い出会いもありました。
滞在時間が限られた遠征ですからね。
坂出の途中下車は特に綿密に計画したので、それが潰えそうになって、心が千々に乱れてしましました。(笑)
しかし、坂出のタクシーのドライバーさんにおかげもあって、はしごが実現できたのは、不幸中の幸いでした。
本場の味を知ったことで、妙なコンプレックスを克服できたような気がします。
りう
2017/06/13 22:01

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